舞台座一家/The Cabaretti
提供:MTG Wiki
- 斡旋屋一家/The Brokers(緑白青)
- 常夜会一家/The Obscura(白青黒)
- 貴顕廊一家/The Maestros(青黒赤)
- 土建組一家/The Riveteers(黒赤緑)
- 舞台座一家/The Cabaretti(赤緑白)
舞台座一家(ぶたいざいっか)/The Cabarettiは、ニューカペナ/New Capennaの五つの一家の一つ。色は赤緑白で、中心色は緑。
目次 |
[編集] 解説
旧カペナ/Old Capennaのドルイドやバードたちから生まれた舞台座は、ニューカペナ/New Capennaの祝賀会、祭典、パーティーに動力を与えるエンジンであり、ポップカルチャーと、この都市のエリートを動かす流行の両方を決定づける。贅沢な歓楽者である舞台座は、都市のすべての層でダンスホール、コンサート会場、最高の飲食店を運営している。いつでも扉は開かれており、いつでも笑顔で迎えてくれるだろうが、決して食い逃げしようとしてはならない。
舞台座は半デーモン/Demonのレオニン/Leonin、ジェトミア/Jetmirが経営している。彼はその寛大さと嫉妬深さの両方で等しく知られている。かつてはそこそこの評判のドルイドだったジェトミアは、舞台座の首領としての長い人生の中で、儀式の「真の」達人としての評判を確固たるものにした。ニューカペナにおいて、舞台座は好意、文化、金銭を扱っている。彼らのパーティーやインフルエンサーは、誰が「あり」で誰が「なし」かを、どの飲食店や会場が成功しどれが失敗するかを、誰の音楽がステージで演奏され、誰のレコードがカルダイヤ/The Caldaiaのゴミ箱行きになるかを決定づける。ニューカペナでスターや大物として成功したいのなら、まず舞台座で下積みをする方法を見つけなければならないだろう。
舞台座はメッツィオ/The Mezzioと高街/Park Heightsの全域におり、流行を作る者、流行を終わらせる者、文化人、クリエイターとなっている。
[編集] 本拠地
舞台座の本部はヴァントリオーネ/The Vantoleone、メッツィオの広大な会場だ。そこではニューカペナの主要な祝賀会が開催され、父ジェトミアは光素/Haloが流れ続けることを確かにしている。
舞台座はメッツィオの生き物であり、この最大の層全域でナイトクラブ、ミュージックホール、ラウンジを運営している。彼らの最も有名な会場はヴァントリオーネ、広大な余暇と娯楽の複合施設だ。そこでは、パーティーは文字通り終わることがなく、光素は流れ続け、求めていた如何なる楽しみや好みも見つけることができる。いつものことながら、相応の対価を支払えばだが。
ヴァントリオーネは大衆に開かれているが、この巨大複合施設のいくつかの区画は、賓客を除く誰も立ち入ることができない――ヴァントリオーネの薔薇の部屋/The Rose Roomはその中でも最も限定的で、このラウンジに入ることができるのは舞台座の最高幹部、今をときめくスター、ジェトミアが個人的に珍しい、興味深い、魅力的だと感じた者だけだ。
[編集] 用語
- 源/The Font - 舞台座が保有する、無尽蔵な光素の供給源。その正体は少女ジアーダ/Giadaである。
- クレッシェンド/The Crescendo - 舞台座が年に一度開催する新年祭。「源」のお披露目の場となった。
[編集] キャラクター
- ジェトミア/Jetmir - 舞台座の首領。半ばデーモンと化したレオニン。男性。
- ジニー・フェイ/Jinnie Fay - エルフ/Elf。女性。ジェトミアの養子。
- キット・カント/Kitt Kanto - レオニンの歌手。女性。
- ロッコ/Rocco - エルフの料理長。
[編集] ゲームでの特徴
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下からこのターンにまだ選ばれてない1つを選ぶ。
・祝祭の出迎えの上に+1/+1カウンター1個を置く。
・宝物(Treasure)トークン1つをタップ状態で生成する。
・あなたは2点のライフを得る。
固有のメカニズムとして能力語の団結を有する。これは舞台座が集団としての繋がりに重きを置く組織であることを表現している[1][2]。団結を持たないカードも横展開を推奨するようなものが多い。
職業のクリーチャー・タイプとしてはドルイドが中心である。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- ニューカペナの街角
- 舞台座一家の新入り/Cabaretti Initiate、舞台座一家の隆盛/Cabaretti Ascendancy、舞台座一家の魔除け/Cabaretti Charm、舞台座一家の料理人、ロッコ/Rocco, Cabaretti Caterer、舞台座一家の中庭/Cabaretti Courtyard
- ニューカペナの街角統率者デッキ
- 舞台座一家の合流点/Cabaretti Confluence
- アルケミー:ニューカペナ
- 舞台座一家のお祭り騒ぎ/Cabaretti Revels
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ニューカペナの街角
- 希望の源、ジアーダ/Giada, Font of Hope、一家のために/For the Family、舞台座一家の料理人、ロッコ/Rocco, Cabaretti Caterer、ジェトミアの庭/Jetmir's Garden
- アルケミー:ニューカペナ
- 武装する祝祭/Arming Gala
- 機械兵団の進軍
- 用心深い演劇役者/Wary Thespian
[編集] 登場作品・登場記事
- Episode 1: Homecoming/メインストーリー第1話:安住の地へ(Magic Story 2022年3月28日 Elise Kova著)
- Episode 3: Tests/メインストーリー第3話:試練(Magic Story 2022年3月30日 Elise Kova著)
- Episode 4: The Font/メインストーリー第4話:源(Magic Story 2022年4月4日 Elise Kova著)
- Episode 5: Hymn of the Angels/メインストーリー第5話:天使の賛歌(Magic Story 2022年4月5日 Elise Kova著)
- The Contract Breaker/サイドストーリー:契約破り(Magic Story 2022年3月28日 Tobias S. Buckell著)
- Alley Cat Blues/サイドストーリー:野良猫のブルース(Magic Story 2022年4月5日 Rhiannon Rasmussen著)
- The Legends You'll Find in Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』の伝説たち(Feature 2022年4月22日 Miguel Lopez, Ari Zirulnik, and Grace Fong著)
- Planeswalker's Guide to Streets of New Capenna/プレインズウォーカーのための『ニューカペナの街角』案内(Feature 2022年4月28日 Miguel Lopez著)
[編集] その他
- 英名の由来は英語のcabaretだろう。「ダンスなどのショーが楽しめる、夜に営業されるクラブやレストラン」を意味する言葉で、日本語の「キャバレー」の語源。
[編集] 脚注
- ↑ Streets of New Capenna Mechanics/『ニューカペナの街角』のメカニズム(Feature 2022年4月7日 Matt Tabak著)
- ↑ Hitting the Streets of New Capenna, Part 2/『ニューカペナの街角』を狙え その2(Making Magic 2022年4月11日 Mark Rosewater著)