貴顕廊一家/The Maestros

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貴顕廊一家(きけんろういっか)/The Maestrosは、ニューカペナ/New Capennaの五つの一家の一つ。青黒赤で、中心色は

目次

[編集] 解説

かつては旧カペナ/Old Capennaの貴族階級だったニューカペナ/New Capennaの貴顕廊は、掟に従う熟練の暗殺者たちだ――正確であれ、プロであれ、徹底的であれ。彼らは自分たちのことを芸術家や批評家だと考えている。絵画や彫刻や演芸で、貴顕廊は常に次に来るものを探している貪欲な蒐集家だ。その一方で、彼らはニューカペナの過去を静かに管理し、旧カペナの秘密を博物館の書庫や保管庫に隠している。

デーモン/Demon吸血鬼/Vampireザンダー卿/Lord Xanderが率いる貴顕廊はニューカペナ最高の暗殺者で、依頼人との契約を単なる仕事ではなく、上演の機会と見なすプロの殺し屋吸血鬼だ。彼らは自分たちの仕事について、歪んだ利己的な見方を続けている――自分たちはこの都市の救世主であり、比類なき慈善家であり、自分たちに相応しいと信じる名声と文化的秘蔵品を追い求める際には無慈悲にもなるのだと。それが目的を達成することを意味するのであれば、彼らは躊躇も一瞬の後悔もなく殺す。

貴顕廊はメッツィオ/The Mezzio高街/Park Heightsに集まっている。慈善事業に従事していないかぎり、カルダイヤ/The Caldaiaにいることは稀だ。貴顕廊の執行人や暗殺者は、ニューカペナの中でも洗練されていて文化的だと見なす地区を好む。貴顕廊の構成員が上流階級の祝賀会にいる際には、高級ラウンジで寛いでいるのと同様に、否定しがたい魅力を有している――確かに吸血鬼性のおかげでもあるが、品の良さのおかげでもある。

[編集] 本拠地

貴顕廊の本部は高街にある旧カペナ博物館/The Museum of Old Capennaで、そこにはザンダー卿が執務室を構えている。

常夜会一家/The Obscuraと同じように、貴顕廊はメッツィオに住み着いているが、本部は高街にある。旧カペナ博物館は貴顕廊の主要な溜まり場で、そこではザンダー卿が主任学芸員兼館長を務めている。博物館では、暖かく綺麗なニューカペナの歴史の展示室を散策し、絵画、彫刻、王国時代/The Kingdom Eraの遺物、都市の初期の歴史、さらにはいくつかの現代の作品までも見ることができる。博物館全体に二つの部屋への入口が隠されている。暗殺者が集まり秘密や契約を取引する影宿/The Shadow Hostelと、老吸血鬼が個人的に集めた遺物、武器、記念品、絵画が収められたザンダーの宝物庫/Xander's Vaultだ。

[編集] キャラクター

[編集] ゲームでの特徴


Cut of the Profits / 一切れの利益 (X)(黒)(黒)
ソーサリー

犠牲3(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたはパワーが3以上のクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、この呪文をコピーし、あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
あなたはカードX枚を引き、X点のライフを失う。


固有のメカニズムとしてキーワード能力犠牲を有する。これは目的のためならば殺しも厭わない貴顕廊の無慈悲さを表現している[1]

職業クリーチャー・タイプとしてはならず者が多く、種族では吸血鬼が多い。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

ニューカペナの街角
貴顕廊一家への入団/Join the Maestros貴顕廊一家の新入り/Maestros Initiate貴顕廊一家の隆盛/Maestros Ascendancy貴顕廊一家の魔除け/Maestros Charm貴顕廊一家の悪魔信者/Maestros Diabolist貴顕廊一家の劇場/Maestros Theater
ニューカペナの街角統率者デッキ
貴顕廊一家の合流点/Maestros Confluence

[編集] フレイバー・テキストに登場

ニューカペナの街角
無許可の発送/Illicit Shipment殺害/Murder磐石、ミスター・オルフィオ/Mr. Orfeo, the Boulderザンダーの居室/Xander's Lounge

[編集] 登場作品・登場記事

ニューカペナの街角
機械兵団の進軍

[編集] その他

  • maestroは英語で「(芸術の)巨匠、大家」を意味する。一方、日本語名の「貴顕」は「身分が高く名声があること」を意味する言葉。

[編集] 脚注

  1. Hitting the Streets of New Capenna, Part 2/『ニューカペナの街角』を狙え その2Making Magic 2022年4月11日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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