魔の魅惑/Aluren
提供:MTG Wiki
Aluren / 魔の魅惑 (2)(緑)(緑)
エンチャント
エンチャント
いずれのプレイヤーもマナ総量が3以下のクリーチャー呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく、それらが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
3マナ以下のクリーチャー・カードをインスタント・タイミングかつタダで唱えることを可能にするエンチャント。
登場当時は大クラゲ/Man-o'-Warとよく組み合わされた。その後、しばらくは日の目を見ることはなかったが、プレーンシフトで洞窟のハーピー/Cavern Harpyを獲得してから、エクステンデッドで魔の魅惑をキーカードとするコンボデッキ・アルーレンが成立した。エクステンデッド退場後も、レガシーで活躍している。3ターン目に即死コンボを仕掛けてくるので、妨害をすり抜けてあっさり負けてしまう事もある。安定感はレガシーのデッキの中でも随一であり、3マナ以下のいろんなクリーチャーを採用できるのも強み。
- フレイバー・テキストのミリー/Mirriのセリフが怖い。
Squee bounced up and down. "I see a horsey an'a piggy, an'a -" "If you don't shut up," hissed Mirri, "you'll see a kidney and spleeny."
スクイーは飛びはねながら言った。「見〜えた、見えた。お馬ちゃんと豚ちゃんと……。」「今すぐ静かにしないと」とミリーは怒って言った。「あんたの肝臓ちゃんや脾臓ちゃんを見ることになるわよ。」
- 古英語で「楽園」という意味である。
- このカードをデザインしたのはMike Elliott。緑のウィニーデッキを促進するために作られた[1]。
ルール
- 魔の魅惑の能力は代替コストを定義し、それをインスタント・タイミングで唱えることを許可する。直接戦場に出すわけではない。
- 垣間見る自然/Glimpse of Natureなどの誘発型能力が誘発する。
- ドライアドの東屋/Dryad Arborは土地であるため唱えることはできず、この能力の恩恵は受けられない。
- 変異を持つカードを唱える際に魔の魅惑の能力を適用する場合、裏向きに唱えることはできない。また、変異を持つカードを裏向きに唱える場合、魔の魅惑を適用することはできない。いずれも代替コストを二重に適用することはできないためである。
- 手札以外の領域にあるクリーチャー・カードも、(それが何らかの効果によって唱えることが可能であれば)魔の魅惑の能力を適用できる。
- 例えば、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willの影響下であれば、自分の墓地にあるマナ総量が3以下のクリーチャー・カードに魔の魅惑の能力を適用できる。
脚注
参考
- アルーレン
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- コスト変更カード
- 他のカードのインスタントプレイを可能にするカード
- カード個別評価:テンペスト - レア
- カード個別評価:Tempest Remastered - レア