ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion
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Serrated Biskelion / ギザギザ・バイスケリオン (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個おき、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
2/2トリスケリオン/Triskelionと鋸刃の矢/Serrated Arrowsを併せたようなアーティファクト・クリーチャー。クリーチャーなので対戦相手がクリーチャーをコントロールしていなくてもとりあえず攻撃に使えるのが強みだが、召喚酔いの影響を受けてしまい、出してすぐに能力を使えないのが除去カードとしての弱点。また、能力が使える回数が通常2回に減っている。
鋸刃の矢が人気だったのに比べて、こちらはトーナメントであまり活躍していない。上記の弱点の他に、ミラージュ・ブロックは大型クリーチャーが多い環境だったのも大きいだろう。赤や黒にとっては次のテンペストで出たプロテクション付きシャドー対策として使えそうにも見えるが、テンペストで同時に出た呪われた巻物/Cursed Scrollの優秀さには勝てなかった。
しかし、鋸刃の矢が使えないミラージュ・ブロック構築では、フェイジングのギミックと組み合わさり青単イリュージョニストを優勝に導いた。
- 基本セット2010のルール変更によりフェイジングのルールが変更されたため、現在ではフェイジングとのギミックは成立しない。詳しくは青単イリュージョニストを参照のこと。
- 能力の反動が -1/-1カウンターを置くことになっているため、通常は2回しか起動できないが、なんらかの方法でタフネスを上昇させるか、-1/-1カウンターを取り除けばもっと撃つことができる。リミテッドではかなり有効だろう。
- 倍増の季節/Doubling Seasonがある状況では1回の起動で死んでしまう。
- 時のらせんでのルール変更により、接合を持つクリーチャーなどを対象に能力を起動すれば、やりとりする+1/+1カウンターの数を減らせるようになった。そういう意味では少し強くなったといえる。
- 「Serrated」を「ギザギザ」と訳している。チビ・ドラゴン/Dragon Whelpやピョンピョン自動人形/Hopping Automaton等、この手の意訳は結構あったりする。
- バイ(Bi-)とは「2」を意味する接頭語。兄貴分のトリスケリオン/Triskelionのトリ(Tri-)が「3」を意味する接頭語であることを意識してのネーミングだろう。