古樹の誓い/Oath of the Ancient Wood

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エンチャントに反応してクリーチャーを強化してくれるエンチャント。

自身が戦場に出たときにも+1/+1カウンターを置く能力は誘発するため単体でも無駄になることがなく、また複数積んで腐ることも基本的にない。とはいえこのカードをアテにして無計画にデッキのエンチャントを増やすとその分クリーチャーを減らさなくてはならないため、やはり採用枚数はよく考える必要があるだろう。有効活用する方法として怨恨/Rancorのようなエターナルエンチャントでエンチャントを水増しする、鉄の樹の拳/Fists of Ironwoodなどのトークンがついてくるエンチャントと併用する、クリーチャー化する穏やかな霞/Halcyon Glazeを採用するなどが考えられる。緑だけで完結するコンボとしてアラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Webとアラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinnerを使うデッキに組み込んでみても面白い。

直後のテーロス・ブロックで、クリーチャー・エンチャントというおあつらえ向きのカードが再登場したのは追い風である。

リミテッドにおいて、単体ではトロール皮/Trollhideにも劣る性能なので、そのままでは使いやすいとはいえない。他にもエンチャントを何枚か確保するか、オーラ術師/Auramancerで回数を水増しするなどの工夫をして3回以上の誘発が見込めれば選択肢に入るだろう。

• ニクスへの旅ではこれと同じ誘発条件を持つ誘発型能力が能力語の星座としてまとめられ、多数のカードに与えられた。

参考

• カード個別評価：基本セット2014 - レア