再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix

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2019年2月27日 (水) 00:05時点におけるSPIT (トーク | 投稿記録)による版
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Rekindling Phoenix / 再燃するフェニックス (2)(赤)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)

飛行
再燃するフェニックスが死亡したとき、「あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地から《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》という名前のカード1枚を対象とする。このクリーチャーを生け贄に捧げ、その対象としたカードを戦場に戻す。ターン終了時まで、それは速攻を得る。」を持つ赤の0/1のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

4/3

死亡した時に戦場に残したエレメンタル生け贄に蘇るという、ちょっと変わった復活条件を持つフェニックス

4マナ4/3というフライヤーとしては充分戦力になるスペックを持ちながら、マナを始めとする他のリソースを必要とせずに戦場速攻つきで直接戻ってくるというフェニックスとしては史上初の能力を持つ。

復活のためには自分アップキープまで0/1の貧弱なトークンが生き残る必要があるが、むしろ対戦相手がわざわざトークンに除去を使ってくれるのであればカード・アドバンテージを得たに等しく、事実上高い除去耐性を持っているといえる。

ブロッカーとしても高性能で、トークンを除去されない限り延々と高いパワーでブロックし続けることが出来る。特に前環境の空を席巻した栄光をもたらすもの/Glorybringerに対して大きく有利に立ち回れる点は評価が高い。

ビートダウンからコントロールまで、幅広く採用されうるという高い前評判を裏切らず、スタンダードでは登場直後からを含む各種デッキで複数枚採用されている。4マナと言う絶妙なコストと場持ちの良さからアグロの息切れ防止の選択肢にも挙がる。同マナ域には熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceなど強力なパワーカードがひしめくが、併用しているデッキも多い。ローテーション後はハゾレトやチャンドラが環境を去ったものの、新たなフェニックスである弧光のフェニックス/Arclight Phoenixが注目されたこと、赤単アグロの4マナ域に実験の狂乱/Experimental Frenzyが加わったこと、溶岩コイル/Lava Coilというアンチカードが登場したことで一時期は数を減らす。しかしビッグ・レッドジェスカイ・ミッドレンジに採用されて結果を残し、実力が健在であることを見せつけた。続くラヴニカの献身追加後はラクドス・ミッドレンジジャンド・デスチェイングルール・ミッドレンジに採用されるなど、その存在は再燃し続けている。

ルール

  • トークンの能力に関して、墓地に「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードがある限り、能力の誘発時にそれを対象とすること、解決時にトークンを生け贄に捧げること、そして再燃するフェニックスを戦場に戻すことはいずれも強制である。たとえば墓掘りの檻/Grafdigger's Cageなどが置かれていて再燃するフェニックスが戦場に出られない状況であったとしても、トークンは生け贄に捧げなければならない。
  • 何らかの墓地対策カード等で墓地の再燃するフェニックスが誘発時や解決時に不正な対象になっていた場合は、トークンを生け贄に捧げることもない。
  • 生け贄に捧げることは再燃するフェニックスを戦場に戻すための条件ではない(「このクリーチャーを生け贄に捧げる。そうしたなら~」ではない)。能力に対応してトークンを除去しても再燃するフェニックスは戦場に戻る。
  • 再燃するフェニックスをコピーした他のクリーチャー(たとえば変幻の襲撃者/Protean Raider)が死亡した場合でも、生成されたトークンが参照するのは「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードであり、コピーしたクリーチャーカードの元の名前は参照しない。これは再燃するフェニックスをコピーしたカードが、元の名前のカード名を保持するような能力を持っていた(たとえばディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind)であっても同様である。

参考

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