ブロックされていないクリーチャー
提供:MTG Wiki
ブロックされていないクリーチャー/Unblocked Creatureは、戦闘フェイズにおける攻撃クリーチャーの状態を表す用語。ルール文章では「ブロックされなかったクリーチャー」「ブロックされていない攻撃クリーチャー/Unblocked Attacking Creature」などの形で書かれることもある。
Mirror Strike / 反転の一撃 (3)(白)
インスタント
インスタント
ブロックされなかったクリーチャー1体を対象とする。このターン、それによりあなたに与えられるすべての戦闘ダメージは、代わりにそれのコントローラーに与えられる。
Trap Runner / わなに誘う者 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
(T):ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。それはブロックされた状態になる。戦闘中でブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる。(この能力は、ブロックされないクリーチャーに対しても機能する。)
2/3Ninja of the Deep Hours / 深き刻の忍者 (3)(青)
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
忍術(1)(青)((1)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
深き刻の忍者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
ブロック・クリーチャー指定ステップにブロック・クリーチャーが指定されず、何らかの効果によってブロックされている状態にもなっていない攻撃クリーチャーを意味する。この状態は、その攻撃クリーチャーが何らかの理由で戦闘から取り除かれるか、その戦闘フェイズが終了するまで続く。
- 「ブロックされていないクリーチャー」という訳語がやや誤解を招いてしまっているが、ブロック・クリーチャーの指定が行われる前に「ブロックされていない(されなかった)クリーチャー」は存在しない。したがって、この状態はブロック・クリーチャー指定ステップ(ターン起因処理での指定後)、戦闘ダメージ・ステップ、戦闘終了ステップにのみ存在する。「ブロックされなかったクリーチャー」と読み替えると理解しやすい(上述の通り、この訳語になっているカードも存在する)。
- ブロックされていない攻撃クリーチャーを参照するキーワード能力として、忍術および上忍術が存在する。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ
- 509.1 まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前まで巻き戻される。(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照。)
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ