原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
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伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは、あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計に等しい。
トランプル
緑のエルダー・恐竜は12/12トランプル。ティミー垂涎の超弩級ファッティである。
点数で見たマナ・コストは12マナだが、自軍クリーチャーのパワーに応じてコストを減少させる能力を兼ね備えており、最少2マナで出すことが可能。一般的に、有利な状況をさらに有利にするだけのカードは実戦的に使いづらいとされるが、このカードの場合リターンが大きいため、早期展開を狙っていく価値は十分あると言えるだろう。並べたクリーチャーと共に全体除去を受けては元も子もないので、レギサウルスの頭目/Regisaur Alphaやオテペクの猟匠/Otepec Huntmasterで速攻を付加したり、投げ飛ばし/Flingたりして速やかに決着を付けたい。
イクサラン・ブロックのリミテッドではクリーチャーが並びやすく、それでいて除去が弱いため戦場に出せる機会は多い。12/12というサイズは暴力そのもので、並大抵のコンバット・トリックでは討ち取れるものではない。
- あなたがコントロールするクリーチャーの中に負の値のパワーを持つクリーチャーがいた場合、それらもパワーの合計の計算に含める。ただし合計の結果として負の値になっても、ガルタを唱えるコストが増加することはない(CR:107.1b)。
- 同ブロックのむら気な長剣歯/Wayward Swordtoothや結束した角冠/Bonded Horncrest、アモンケットの神、あるいは機体のような、デメリットを伴う代わりに表記上のパワーが高いカードとの相性が良い。
- イクサランの相克発売前のストアチャンピオンシップで、別イラストのボックスレス・プロモーション・カードが配布された[1]。
関連カード
サイクル
イクサランの相克のエルダー・恐竜サイクル。いずれも伝説のクリーチャー。レアの各色に1枚ずつ存在するほか、多色にも神話レアの原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityが存在する。
- 原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn
- 原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide
- 原初の死、テジマク/Tetzimoc, Primal Death
- 原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Storm
- 原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
イクサランを補完するために、イクサランの相克では主要四大クリーチャー・タイプを強化するカードを収録する必要性があった。その内恐竜について、各陣営ごとに設定された固有色の縛りを曲げる、メガサウルス/Megasaursという巨大恐竜のサイクルが提唱された。陣営を成立させるためのそれに例外を設ける事への懸念や抵抗もあったが、クリエイティブ・チームはそれらをエルダー・恐竜にするというアイデアを返し、議論の末収録の運びとなった(The Arrival of Rivals/『イクサランの相克』の時刻)。
ストーリー
ガルタ/Ghaltaは、オラーズカ/Orazcaとともに長い眠りについていた古の恐竜の1体。巨大な肉食恐竜(イラスト)。緑マナと、貪り尽くす自然の飢えの体現である。
登場記事
脚注
- ↑ Rivals of Ixalan Promos, Packaging, and More/『イクサランの相克』のプロモカード、各種製品のパッケージなど(News 2017年12月11日 Blake Rasmussen著)