半子猫半/Half-Kitten, Half-
提供:MTG Wiki
*
半子猫半/Half-Kitten, Half-〔白〕クリーチャー ― 猫(Cat)
あなたがダメージを与えられるたび、
拡張(2)(白)((2)(白), あなたの手札からこのカードを公開する:宿主1つを対象とし、これをそれに結合させる。拡張はソーサリーとしてのみプレイできる。)
アーティスト:Andrea Radeck
白の拡張カード。「あなたがダメージを与えられるたびに」の誘発条件を付与する。
対戦相手のデッキがクリーチャーによる攻撃を行うものであれば、ゲームの進行に伴って自然に複数回宿主の能力を誘発させられる場合が多い。天使のロケット/Angelic Rocketなどの強力な能力を持つ宿主と結合しておけば、攻撃を抑止する効果もあるだろう。
拡張が3マナと比較的起動しやすく、P/Tの修整値もそれなりにあって使いやすいが、誘発条件を達成できるかどうかは、対戦相手の判断による部分が大きいことには留意したい。より能動的に使うならば、黒死病/Pestilenceなどの自身にダメージを与える手段を用意することで、自発的に誘発を狙うこともできる。
リミテッドでも、あなたがダメージを受ける機会は当然多く、宿主が十分に確保できていれば有用である。
- 一度に複数のクリーチャーから戦闘ダメージを与えられた場合、誘発型能力は1回だけ誘発する。
- 唯一、上半身と下半身が一致する宿主を持つ拡張カード。かわいい子猫/Adorable Kittenに結合させれば「半子猫半子猫/Half-Kitten, Half-Kitten」という混じりけなしの100%子猫を作り出すことができる。
- 「すばらしいペットになることだろう」 - Mark Rosewater談[1]。
- クリーチャー・タイプは「猫・猫」になるが、ゲーム上の扱いは「猫」と同一である[2]。威厳あるカラカル/Regal Caracalなどの部族サポートを二重に受けられるわけではない。
- 一見ただのジョークのような半子猫半子猫だが、「あなたにダメージが与えられるたびに6面ダイスの目だけライフを得る」という能力はかなり強力。クリーチャーによるクロックや本体火力に対し、そのたびに期待値で3.5点ライフを回復するため、生半可なダメージソースは通用しなくなる。さらに半子猫半子猫自身に呪禁でも持たせることができれば、バーンデッキにとっては悪夢だろう。
- ただし、ダメージを与えられてから能力が誘発するため、そのダメージであなたのライフが0以下になる場合には、ライフを得る前に敗北する。
関連カード
脚注
- ↑ Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT/『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集(News 2017年11月22日 Mark Rosewater著)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ)