丘巨人/Hill Giant
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灰色オーガ/Gray Ogreを全体に一回り大きくしたバニラ。
同じようなマナ・コストの緑のウォー・マンモス/War Mammoth、黒の沼の悪霊/Bog Wraithあたりと比べるとちょっと寂しい気もするが、ポータルや多くの基本セットに顔を見せる、赤の常連クリーチャーでもある。
アルファの時点でレアにRoc of Kher Ridgesという上位互換が存在し、少しでも早期に決着を望む傾向のある赤の場合、同じコストで「デメリットを持つ代わりにもっと大型」というクリーチャーも少なくないため、構築ではほとんど使われることはない。
逆にリミテッドでは、手軽に手に入る中堅クリーチャーとして重宝する。
- 第10版まで(第6版を除く)基本セットに再録され続けていたが、基本セット2010以降は同型再版の峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaurにその座を譲った。
- 再録されなかった理由の一つには3/3は巨人のパワー・タフネスとするよりも「巨人ほどではないが普通の人間よりは大きなクリーチャー」のパワー・タフネスとした方がより好ましいというフレイバー上の都合があったようだ(→M12 from the Inside, Part 2(邦訳:基本セット2012の内部情報 その2)参照)。ただし基本セット2010以後も戦いのハルダ/Battle Hurdaなど3/3以下の巨人は存在している。
関連カード
同型再版
- Tor Giant (アイスエイジ、巨人)
- オーガの戦士/Ogre Warrior (ポータル・セカンドエイジ、オーガ・戦士)
- 蛮族の大軍/Barbarian Horde (ポータル三国志、人間・バーバリアン・兵士)
- 野生のジョーヴァル/Wild Jhovall (メルカディアン・マスクス、猫)
- 峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur (コンフラックス、ミノタウルス・戦士)
- ラガークトカゲ/Lagac Lizard (エルドラージ覚醒、トカゲ)
- 茜の狼/Russet Wolves (闇の隆盛、狼)
参考
- The Legion of Hill Giants (WotC、英語、丘巨人とその同型再版についての記事)
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:第8版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - コモン
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - コモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - コモン
- カード個別評価:ポータル - コモン