仇滅の執政/Foe-Razer Regent
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Foe-Razer Regent / 仇滅の執政 (5)(緑)(緑)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
仇滅の執政が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。あなたは「仇滅の執政はそれと格闘を行う」ことを選んでもよい。
あなたがコントロールするクリーチャー1体が格闘を行うたび、次の終了ステップの開始時に、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
緑の執政は格闘と、それに関連した+1/+1カウンターを置く能力を持つ。また格闘を誘発条件に持つ初めてのカードである。
飛行が苦手な緑らしく、マナ・コストに対して控えめなサイズ。だが、格闘を行えばターン終了時には6/7であり、アドバンテージを稼ぎながら実質的なサイズもある強力なフライヤー。勇壮な対決/Epic Confrontationなどの格闘除去が多いデッキならどんどん大きくなれるし、他のクリーチャーで格闘すればそれらを強化することもでき応用も利く。
リミテッドにおける緑のクリーチャー除去は格闘なので、特に工夫せずとも自然とシナジーが発生する。しかしかなり重いため出しづらく、出た時点で格闘できるカードが他に無い場合も多いだろう。構築で入るデッキがあるとすれば緑単信心デッキのようなランプ系だが、同じマナ域には汎用的かつ最初から8/8の龍王アタルカ/Dragonlord Atarkaがあり、赤マナが出るならそちらのほうが使いやすいと思われる。伝説のクリーチャーではないので、コピーや2枚目の仇滅の執政を戦場に出しておけるのはアタルカに無い長所。
- +1/+1カウンターを置く能力が誘発するタイミングは格闘するたびだが、実際に効果が反映されるのは終了ステップとなっている。もしもみ消し/Stifleなどで能力を打ち消したい場合は格闘の直後でなければならない点に注意。
- 仇滅の執政が複数戦場にいる場合、格闘を行うたびそれぞれが個別に誘発する。
- たとえば2体目の仇滅の執政が戦場に出て格闘を行った場合、1体目と2体目の能力が誘発し、2体目の仇滅の執政はターン終了時には8/9となっている。
関連カード
サイクル
タルキール龍紀伝の執政サイクル。いずれも単色のレアのドラゴン。
- 陽焼の執政/Sunscorch Regent
- 氷瀑の執政/Icefall Regent
- 死致の執政/Deathbringer Regent
- 雷破の執政/Thunderbreak Regent
- 仇滅の執政/Foe-Razer Regent