解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled

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Ob Nixilis, Unshackled / 解き放たれし者、オブ・ニクシリス (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
対戦相手1人が自分のライブラリーを探すたび、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、10点のライフを失う。
他のクリーチャーが1体死亡するたび、解き放たれし者、オブ・ニクシリスの上に+1/+1カウンターを1個置く。

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対戦相手サーチを牽制する伝説のクリーチャー。他のクリーチャー死亡することで+1/+1カウンターも置かれる。

サーチを完全に禁止するわけではないが、10点のライフ+クリーチャーの生け贄+オブ・ニクシリスの強化という三重の負担は大きいため、無視できるものではない。特に、フェッチランドなどのサーチ手段が豊富に使われているモダンエターナルのようにカードプールが広い環境での影響が大きい。しかしマナ・コスト重いため、対策として使うには遅いのが気がかり。 ただ、自身が大型フライヤー+トランプル+他クリーチャー死亡によって誘発される強化を持つクリーチャーなので、確実な除去によって対処されなければこれ1枚でフィニッシャーをつとめられる点は高評価。事前に手札破壊などで対戦相手の行動を縛っておけばサーチに対する妨害能力がより輝く。

朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsongとの組み合わせはいやらしい。もし1度目で除去サーチされても13点のライフを失わせることが可能。しかも一度に複数除去できるカードをサーチする必要がある(マラレンを除去されたとしてもこのクリーチャーが強化されてしまうし、マラレンが残れば後続の解き放たれし者、オブ・ニクシリスやリアニメイトをサーチされる恐れがあるため)。

元々それを目的にデザインされているが(後述の#開発秘話)、統率者戦統率者には向いている。サーチが多用される環境であり、マナ加速の選択肢も多いため活躍しやすい。

開発秘話

外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、Iron BrigadeやMassive Chaliceのプロジェクト・リーダーなどを務めた、Double Fine ProductionsのBrad Muir(参考/翻訳)。

統率者戦における、教示者対策となるデーモンを目指して作られたカード。デザインの過程では、対戦相手の探す効果だけでなく、自分の何らかの効果にも影響するような能力も模索されたが、結局それはなくなり、最終的に残酷さが際立ったものになった。

関連カード

サイクル

基本セット2015伝説のクリーチャーサイクル。各レアに1枚ずつ存在する。

神話レアには5色巣主スリヴァー/Sliver Hivelordも存在する。

参考

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