トレイリア西部/Tolaria West
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タップインがやや気になるものの、後半マナが余ってからサーチカードとして使える点はなかなか優秀で、青の戦略とも噛み合っている。なにより、土地の枠でサーチカードを用意できるという融通性と扱いやすさが最大の魅力である。そのぶんサーチできるものがかなり限られているが、それでも契約サイクルのカード、0マナ・アーティファクト、特殊地形など、かなり多彩にサーチできる。
スタンダードでは、ウルザトロンのウルザランドや、青系コントロールのウルザの工廠/Urza's Factoryやアカデミーの廃墟/Academy Ruins、あるいは青黒コントロールのヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothなどがよくサーチされていた。これでサーチする前提でそれらを積む枚数を減らす編成も珍しくなかった。
モダンのAmulet Comboでは、キーカードであるバウンスランドはもちろん、フィニッシャーの原始のタイタン/Primeval Titanに繋がる召喚士の契約/Summoner's Pactもサーチ候補になることから、必須パーツとなっている。また逆に、原始のタイタンからこれとバウンスランドと共にサーチしてきてこれを手札に確保するというプレイングもあり、展開に厚みを持たせることができる。
レガシーや旧エクステンデッドでは、暗黒の深部/Dark Depthsをサーチするためにヘックスメイジ・デプスに採用されていた。演劇の舞台/Thespian's Stage登場後はさらに使い道が増えたと言える。
- イラストはかつて海の底に沈んだトレイリア/Tolariaにかわって、数百年後に元のトレイリアから見て北西の位置に新しく作られたトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyの姿である。
関連カード
サイクル
未来予知の、過去のキーワード能力やキーワード処理、能力語に関連した土地のサイクル。
- 新ベナリア/New Benalia
- トレイリア西部/Tolaria West
- ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
- ケルドの巨石/Keldon Megaliths
- ラノワールの再生地/Llanowar Reborn
- 生けるものの洞窟/Zoetic Cavern