ミノタウルス
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ミノタウルス/Minotaurは、クリーチャー・タイプの1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。多色を含めればすべての色に存在するが、そのほとんどが赤か赤を含む多色。3~5マナ、2/2~4/4前後の中型クリーチャーが多い。
Tahngarth, Talruum Hero / タールルームの勇士ターンガース (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。
Raka Disciple / ラッカの信奉者 (赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
(白),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(青),(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を得る。
全体として強力なカードは多くなく、どちらかというとリミテッドやカジュアルプレイの場で出番が多い。
- ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaurは、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によるとRichard Garfield博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。
- それに応えるかのように、ホームランドではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび部族カードが追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言い難いものであった。
- 中でも部族カードであるDidgeridooは、3マナ支払うことでインスタント・タイミングでミノタウルスを戦場に出せる(実用的なミノタウルスは4マナが多いため若干のコスト軽減になる)。ただコストを軽減する以上に、4マナ偏重で歪にならざるを得ないミノタウルスデッキのマナカーブを3マナ域に補正することができるため、やや極端な種族の特徴をフォローするユニークなカードであると言える。
- また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→Sympathy for the Minotaur
- それに応えるかのように、ホームランドではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび部族カードが追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言い難いものであった。
- オデッセイのミノタウルスの探検者/Minotaur Explorerを最後に長いこと新種は登場しなかったが、ラヴニカ:ギルドの都でオルドルーンの猛士/Ordruun Commandoが、コールドスナップでもカープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaurが登場し、その後のエキスパンションにもたびたび登場している。
- 伝説のミノタウルスはタールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Heroと寛大なるゼドルー/Zedruu the Greatheartedの2体。
- 赤でない単色のミノタウルスは、迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur(青)、アンデッドのミノタウルス/Undead Minotaur(黒)、ミノタウルスの嫌悪者/Minotaur Abomination(黒)の3体のみ。
- 元はギリシア神話に登場する、ミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物。迷宮のミノタウルスは直接これをモデルにしたものだろう。日本ではギリシア語風に「ミノタウロス」と呼ばれる事も多いが、MTGでは同じくギリシア神話に登場するケンタウルスと共に、ラテン語風に訳す事になっている。
ゲームでの特徴
- 割合として、速攻か先制攻撃を持つクリーチャーが多い。
- 「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが多い。パワーがタフネスを上回るミノタウルスは一切作られていなかったが、上記のオルドルーンの猛士/Ordruun Commandoは4/1という極端な能力でそれを覆した(白マナ次第では限りなく頑丈になれるが、以前までのイメージとは大きく変わったのは確かである)。その後も破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(5/2)、ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor(6/2)などの頭でっかちなミノタウルスが度々登場している。
- 対抗色である白や青のマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、友好色である黒や緑を用いるものは少ない。