シゼットロン

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シゼットロン(Sizzetron)は、キャントリップを駆使した青赤緑コントロールデッキ。この名称は主に日本以外で用いられるものであり、日本ではあまり固有の名前で呼ばれない。

ディセンションの参入により、強力なシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerフィニッシャーとして迎えるためにを加えたイゼットロンが現れた。これが広まるにつれ、「シミック+イゼットロン」に由来する、シゼットロンという名称で区別されるようになった。印鑑と少数のショックランドがあればタッチが容易なラヴニカ・ブロックならではのトロンといえるだろう。


Urza's Tower / ウルザの塔
土地 — (Urza’s) 塔(Tower)

(T):(◇)を加える。あなたがウルザの(Urza's)・鉱山(Mine)とウルザの・魔力炉(Power-Plant)をコントロールしているなら、代わりに(◇)(◇)(◇)を加える。



Simic Signet / シミックの印鑑 (2)
アーティファクト

(1),(T):(緑)(青)を加える。



Simic Sky Swallower / シミックの空呑み (5)(緑)(青)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)

6/6

大まかな動きはイゼットロンのものを受け継いでいる。すなわち、序盤を差し戻し/Remand電解/Electrolyzeなどで時間を稼ぎながらキャントリップによってウルザランドを揃えた後、全体除去などで戦場コントロール。そして対処の困難なシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを筆頭とする大型クリーチャーや、悪魔火/DemonfireなどのX火力ゲームを決める、というもの。

緑が加わったことにより、優秀な全体除去である大竜巻/Savage Twisterが使えるようになった。また、帰化/Naturalizeなども採用できるためにエンチャントへの対処がしやすいなど、イゼットロンよりも応用性が高く、変化に富む。

ただし色の増加は、印鑑の追加に顕著に依存している。効率的に無色マナ色マナに変換できるようになっている反面、土地破壊アーティファクト破壊への弱さが増している。

シミックの空呑みは、時のらせんによって帰ってきた怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathに一方的に負ける点や、神河ブロックが抜けて注目された骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireにも負ける点が多いため、赤青イゼットロンに戻り、このデッキは事実上衰退した。

参考

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