聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
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Geist of Saint Traft / 聖トラフトの霊 (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
伝説のスピリット。攻撃時には一時的に天使・クリーチャー・トークンを喚び出し、共に攻撃する。
3マナにして6点クロック、さらに本体は呪禁持ちでトークンは攻撃のたびに出し直されるため単体除去も効きづらい、非常にアグレッシブなクリーチャー。天使はともかく本体は回避能力もなくP/Tも控えめなので戦闘で討ち取られやすくはあるものの、適当なクリーチャーと相討ちした上で4点ダメージを残せれば、前のめりなデッキでは決して悪い働きではない。
また、呪禁とあいまってオーラや装備品との相性も良く、回避能力を付与してやれば抜群の働きを見せてくれる。スタンダードでは天使の運命/Angelic Destinyによって、自身も天使になって10点クロックを刻む光景も見られた。
参入直後からさまざまなデッキで活躍している。特に顕著なのは各種フォーマットの白青のクロック・パーミッションで、3マナながらもはやフィニッシャー級。スタンダードでももちろんカードパワーは折り紙つきで、人間ウィニーに人間でないにも関わらずわざわざ色を増やしてまで採用されるほど。マナバーン2013にて、八十岡翔太に「なんで印刷されちゃったんだか全然分からない、禁止されるべき」とまで言わしめたトップレアの一角である。
ルール
- 攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーに関するルールは「攻撃している状態で戦場に出る」を参照。
- 聖トラフトの霊と天使トークンは別々に攻撃できる。対戦相手とプレインズウォーカーとを二手に分かれて攻撃してもいいし、多人数戦ならばまったく別のプレイヤーをそれぞれ攻撃してもよい。
- ナカティルの戦群れ/Nacatl War-Prideと違い、トークンが追放されるのは戦闘終了ステップ時。
- 似通った生命/Parallel Livesなどでトークンを2倍にした場合、2体の天使トークンはどちらも追放される。詳しくは似通った生命/Parallel Livesの項目を。
- 天使トークンに鏡編み/Mirrorweaveなどを使い、他のクリーチャーを天使トークンにしたとしても、追放されるのはオリジナルの天使トークンのみ。「そのトークンを追放する」のは、天使トークンが持つ能力ではなく、聖トラフトの霊の誘発型能力によって生成される遅延誘発型能力によるため。
ストーリー
詳細はトラフト/Traftを参照。