悪斬の天使/Baneslayer Angel

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2011年10月22日 (土) 13:33時点における9810re (トーク | 投稿記録)による版
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Baneslayer Angel / 悪斬の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン(Demon))、プロテクション(ドラゴン(Dragon))

5/5

驚異的なコスト・パフォーマンスを誇る天使

類似したカードとして賛美されし天使/Exalted Angelが存在するが、パワー5の 先制攻撃持ちなので、スペック的にこちら方が高い。また、飛行持ちのファッティが多いデーモンドラゴンに対するプロテクションを持つため、それらにブロックされずに攻撃ができ、ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteによって除去されることもない。この能力多相に対しても有効である。

基本セット2010登場当初は、マナ・コストが5マナと少し重いのに除去耐性が低いため 採用率はそれほど高くなかったが、次第に圧倒的なコスト・パフォーマンスの方が重視されるようになり(背景には除去されることを前提に複数枚数投入する考え方が浸透したことが挙げられる。)、 スタンダードではビートダウンからコントロールまで幅広く採用され、エクステンデッドでもこれを採用したルビンZooプロツアーオースティン09で優勝を果たすなど 複数の環境で活躍を果たした。

そのコスト・パフォーマンスの高さから再録はないと思われていたが、2010年6月上旬に基本セット2011への再録が発表され周囲を驚かせた。誰しもが引き続き様々な環境で猛威を振るうと予想してしたが、同セットに収録されたタイタン・サイクルや、ミラディン包囲戦で登場したマナ・コストが1マナ軽く 打点が2点高い刃砦の英雄/Hero of Bladehold、高いタフネスと強力なカード・アドバンテージを併せ持つ聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinxなどの存在により活躍の場面は徐々に減少。さらに新たなるファイレクシアで登場した4点のライフを支払えばたった無色1マナでこれも除去することのできる四肢切断/Dismemberや、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticを使えば3ターン目に戦場に出せて おまけに除去耐性もある殴打頭蓋/Batterskullによって見る機会はめっきり減ってしまった。

  • レアリティの差と言ってしまえばそれまでだが、同じ基本セット2010に収録されているセラの天使/Serra Angelの立場がほとんどない。警戒を持たないので上位互換とはならないが、別の方法で攻撃と防御を同時に行える絆魂を持つ上に、それ以外のスペックも圧倒的に高い。
  • イラストは本来第9版のセラの天使として描かれた没イラストの流用である。セラの天使のイメージに合わないという理由で採用が見送られ、今回改めて日の目を見たという経緯がある(→Just the Right Angel参照)。
  • そのスペックの高さから、「悪斬ゲー」と呼ばれるような一方的なゲーム展開を生み出してしまうこともある。絆魂と先制攻撃の組み合わせにより、いくら相手のクリーチャーが並んだ不利な場面でも、1体立っているだけで膠着状態にしてしまう。絆魂のルール変更もその圧倒的な制圧力を後押ししている。
  • また、スペックの高さやさまざまな環境で用いられることから、かつての賛美されし天使/Exalted Angelのように白い悪魔と呼ばれることもある。(特に賛美されし天使と区別するために新・白い悪魔と呼ばれることも多い。)

参考

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