Archenemy
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Archenemyとは「1対多数」で行う新しい多人数戦ルールのセットである。2010年6月18日発売、黒枠、英語版のみ。
- 「Archenemy(アーチエネミー)」とは「強敵」の意。日本では「魔王」とも呼ばれる。
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概要
1人のプレイヤーはアーチエネミーとなり、他のプレイヤーは協力してアーチエネミーと戦う。アーチエネミーは1人で複数の相手と戦うため、通常のデッキに加えて、特殊で強力な計略カードからなる大型デッキを使用する。
4種類の製品があり、各セットに従来のカードからなる60枚の構築済みデッキと大型サイズの計略カードが20枚、それにマニュアルが同梱されている。各デッキは8枚のレア、14枚のアンコモン、38枚のコモン及び基本土地で構成されており、コモンの中に基本セット2011のカードが各デッキにつき1枚先行収録されている。
製品は英語版のみだが、ルールやカードの翻訳は日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語でサポートされている。
ルール概要
- アーチエネミーには初期ライフ40点や、計略デッキといったアドバンテージが与えられる。
- アーチエネミー側の先攻でゲームが開始。先攻でもドロー・ステップにカードを引くことができる。
- アーチエネミー側は、自身の第1メイン・フェイズの開始時に、計略デッキの一番上を見せ、それのカードをセットする。効果が終了したら、デッキの一番下に置かれる。
- 多数側は双頭巨人戦のようにターンを共有する。アンタップ、ドロー、戦闘はチームのターンとして1度に行うが、マナ・ライフ・手札などのリソースは共有されない。
- 多数側のメンバーが負けた場合、そのプレイヤーがオーナーのパーマネントや効果は取り除かれる。
- 多数側の全滅かアーチエネミーの敗北によって勝敗が決まる。
製品4種
- Assemble the Doomsday Machine
- Bring About the Undead Apocalypse
- Trample Civilization Underfoot
- Scorch the World with Dragonfire