終止/Terminate
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恐怖/Terrorの不特定マナ・コストを赤マナに変更するだけで、クリーチャーを種類を問わず破壊することができるようになった。
軽く扱いやすい呪文をマルチカラーにすると、ここまでぶっ飛んだカードになるという好例。色拘束がきつくなり、プロテクション(赤)のクリーチャーを対象に取れないという欠点も新たに生まれてしまったが、非常に汎用性の高い除去である。
アラーラ再誕で再録。ジャンドの基本パーツの位置を占めており、やはりスタンダードにおける活躍が素晴らしい。
リミテッドでも間違いなく最高クラスのカード。
- 2006年3月のフライデー・ナイト・マジックのプロモーション・カードとなった。これはディセンション発売前の時期であり、ピンラインが黒と赤の2色に色分けされた初のカードとなった。
- 2009年のエイプリル・フールでは、パックの中におかしなカードばかりの入ったドラフトビューアが公開されていたが、その中に新イラストの終止が紛れており、アラーラ再誕での再録が示唆されていた。
関連カード
サイクル
プレーンシフトのコモンの多色呪文サイクル。いずれも友好色の組み合わせである。
ストーリー
プレーンシフト版は、5人のPrimeval Dragonの長でありシヴ/ShivのDragon Nation(ドラゴン国)を率いる点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniterの最期を描いたもの(イラスト)。彼を始めとするドラゴンたちは、ファイレクシア/Phyrexiaの脅威よりも他のドミナリア/Dominaria勢との戦争に没頭してしまう。破滅的な結末を悟ったデアリガズはドミナリアを守るため火山に身を投じて、自身の人生とドラゴンの戦争を終止/Terminateさせる。(→小説Planeshift参照)
一方、アラーラ再誕版は、ナヤ/Nayaの人間がこの呪文で消し炭のようになった場面(イラスト)。
掌編The Day a Vedalken Explodedでは、Keimon(ケイモン)が唱えた天候呪文は大渦/Maelstromの影響で暴走し、謎のスフィンクス/Enigma Sphinxや徴兵されたワーム/Enlisted Wurm、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfを次々に出現させた後に、この呪文がケイモン自身を絶命させる。