点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter
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インベイジョンの伝説のドラゴン。戦闘ダメージを与えると、対戦相手の手札にある選んだ色カードの数だけダメージを与える。相手が単色デッキの場合に真価を発揮する。
追加ダメージ能力のおかげで、サイクルの他4種と比較すると、3回の攻撃でライフを削りきる可能性が最も高い(2回の攻撃で削りきることも)。それに加えて、選択した色が相手の手札に無かったとしても相手の手札を確認できる点も強い。黒の色を持っているので除法に耐性がある点もサイクルの他4種より優れている。
しかし実際には、サイクルの中で一番活躍の機会が少なかったドラゴンである。この色のデッキが活躍した頃には、魂売り/Spiritmongerという強力なクリーチャーが登場していたのがその理由で、魂売りの方がマナ・コストが軽く自分の色を変えたり再生できるなど柔軟性が高かった。
とは言っても、このカードが魂売りに必ずしも劣っている訳ではない。デアリガズは回避能力を持ちつつ相手のライフを削る効果を持っているので、パンチ力ではデアリガズの方が上と言えるだろう。
イラストのかっこよさに定評があり、そのイラストから今でも人気が高い。絵師はMark Zug。
- 終止/Terminateや悪意ある助言/Malicious Advice、横柄/Insolenceなど、イラストでの登場数も最も多い。
- 悪意ある助言/Malicious Adviceではテヴェシュ・ザット/Tevesh Szatに唆されている情景が描かれている。
関連カード
デアリガズにだけ「~の息/Breath of …」というカードが存在する。
- デアリガズの息/Breath of Darigaaz
- デアリガズの従者/Darigaaz's Attendant
- デアリガズのカルデラ/Darigaaz's Caldera
- デアリガズの魔除け/Darigaaz's Charm
サイクル
5色それぞれに対応したインベイジョンの伝説のドラゴン、上古族ドラゴン/Primeval Dragonのサイクル。対応する色を含む3マナの能力を持ち、マナ・コストはその色と友好色の計3色を必要とする。
- 復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer(緑白青)
- 追放するものドロマー/Dromar, the Banisher(白青黒)
- 粛清するものクローシス/Crosis, the Purger(青黒赤)
- 点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter(黒赤緑)
- 煽動するものリース/Rith, the Awakener(赤緑白)