収納室+忘れられた地下室/Walk-In Closet+Forgotten Cellar
提供:MTG Wiki
エンチャント — 部屋(Room)
あなたはあなたの墓地から土地をプレイしてもよい。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
エンチャント — 部屋(Room)
あなたがこのドアを開放したとき、このターン、あなたの墓地から呪文を唱えてもよい。このターン、カードがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
収納室/Walk-In Closetは土地のプレイを許可。エンチャントになった世界のるつぼ/Crucible of Worldsという趣で、色拘束はあるがマナ総量は同等。土地は受動的に墓地に落ちることは少ないので、フェッチランドでマナ基盤を安定させつつ土地が詰まった場合に備える、ルーターや切削で能動的に墓地を肥やしながら落ちた土地をのんびりと伸ばしていくなどの工夫をしておきたい。
忘れられた地下室/Forgotten Cellarは呪文限定のヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will。墓地の利用を本懐とする黒と比較すると、部屋ということもあって流石に効率が悪く、活用するには5マナを捻出して更にその呪文のマナ・コストも賄わなければならない。緑はマナ加速が得意とはいえ、出来るだけ代替コストで唱えられる呪文を優先して併用するとよいだろう。手札にあるように扱う訳ではないので、計画などを利用できないのは惜しいところ。
登場時点のスタンダードには、同じく墓地からのプレイを許可するカードとして世界の導管/Conduit of Worldsも存在。土地のプレイだけならばこちらの方が1マナ軽い他、忘れられた地下室はパーマネント・カードに限らず、回数も制限されていないが1ターン限定、かつ初期コストが重い。
この手のコンボデッキ向けのカードはリミテッドでは利用しづらいのが常。ダスクモーン:戦慄の館には広漠なる変幻地/Terramorphic Expanseが収録されている他、切削や戦慄予示で比較的墓地に土地が落ちやすいので無駄にはならない可能性も高いが、土地を用いたコンボにも繋ぎづらいので見返りが地味になりがち。忘れられた地下室はカード・アドバンテージには繋がるものの、流石に5マナかけてようやくプレイの権利を得られるだけでは重すぎる。
関連カード
サイクル
- 人形作家の店+陶磁器ギャラリー/Dollmaker's Shop+Porcelain Gallery
- 鏡の間+砕けた世界/Mirror Room+Fractured Realm
- 葬儀場+復活の間/Funeral Room+Awakening Hall
- 黒焦げのホワイエ+歪んだ空間/Charred Foyer+Warped Space
- 収納室+忘れられた地下室/Walk-In Closet+Forgotten Cellar