合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity
提供:MTG Wiki
*
Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
エルドラージ侵攻/Eldrazi Incursionのメイン統率者。欠色を持ち、エルドラージ・呪文に反応し呪文と他の起動型能力・誘発型能力をコピーできる初の5色の伝説のエルドラージ。
キャスト誘発を持つエルドラージをその能力ごとコピーできる。また誘発条件はエルドラージだがコピーするのはエルドラージ由来の呪文や能力に限らないため、ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Velなどの同族インスタントを使うことで何でもコピーできる。
永遠のこだま/Echoes of Eternityがあればコピー能力が追加で誘発するので、無色マナが続く限りコピー可能。キャスト誘発で(◇)(◇)を工面できる真実を溺れさせるもの/Drowner of Truthなら無限ループで真実を溺れさせるものの無限トークン。
- 誘発型能力の基本的なルールはスタックの呪文や能力をコピーする効果、コピー可能な値を参照。
- 初の無色マナと色マナの組み合わせの混成マナ・シンボルを持つカード。だがモダンホライゾン3発売に伴う総合ルール更新ではマナ・シンボルのリストであるCR:107.4にそれらは追加されなかった。またその影響か、モダンホライゾン3統率者デッキのカードがGathererに登録される中で合体した非道、ウラレックのみページが存在しない状態となっている。
- 非トーナメントリーガルのカードだが、5色エルドラージの先例としてSlivdrazi Monstrosity (playtest)が存在する。
このカード「合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity」はまだカード個別の評価が行われていません。評価の執筆をして下さる方を求めています。
|
ストーリー
モダンホライゾン3統率者デッキに付属する説明[1]によれば、ウラレック/Ulalekは遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある次元/Planeでたった一度だけ出現した存在。
ウラモグ/Ulamogとコジレック/Kozilekが同時に次元へ侵入したことで生まれ、両者の血族であるその存在はウラモグの落とし子たちの物理特性を歪める性質・コジレックの落とし子たちの現実を歪める性質を増幅させたという。ウラレック自身が次元に与える影響は常に変化しており、さながらウラレックという存在自体が絶えず変化しているかのようである。
ウラレックがまだ存在しているのか、それともウラモグとコジレックが久遠の闇/Blind Eternitiesに戻る際に消滅したのかは定かでない。
- マジックにはしばしば「歴史のif」を扱ったカードも登場するため、このカードの背景設定についても疑いをもたれることが多い。Mark Rosewaterいわくモダンホライゾン3のカードはすべて正史を扱っており[2]、ウラレックもストーリー中の多元宇宙/Multiverseに属する存在である[3]。
- Jay Annelliの解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちのエルドラージ/Eldraziは我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している[4]。
- Jay Annelliはあくまでウィザーズ・オブ・ザ・コーストの外部コンサルタントという立ち位置であり、公式見解としての発言ではない[5]ことに留意。
脚注
- ↑ Reddit(英語、有志による書き起こし)
- ↑ Blogatog(2024年5月28日)
- ↑ Blogatog(2024年5月29日)
- ↑ Ask Jay(2024年5月24日)
- ↑ @jay13x(X/Twitter 2018年10月9日)