青単ドレッジ
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青単ドレッジ(Blue Dredge)は、弧光のフェニックス/Arclight Phoenixをキーカードとする青単色デッキ。エルドレインの王権参入後のスタンダード環境に存在するローグデッキのひとつ。
自身に向けてライブラリー破壊を行い、キーカードを高速で墓地に落としていく動きがドレッジに似ていることから名付けられた。
概要
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を3つ以上唱えていた場合、あなたの墓地から弧光のフェニックスを戦場に戻す。
ソーサリー
這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
這い寄る恐怖があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはこれを追放してもよい。そうしたなら、這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
基本的な動きは水没した秘密/Drowned Secretsを貼り、軽量呪文を連発して自身のライブラリーを高速で削る。その過程で墓地に落ちた這い寄る恐怖/Creeping Chillで対戦相手のライフを削りつつ、戦場に舞い戻った弧光のフェニックスやナルコメーバ/Narcomoebaがトドメを刺す。
弧光のフェニックスを戦場に出す手段としては2度唱えられる再活呪文のほか、先出ししておいたマーフォークの秘守り/Merfolk Secretkeeperを送還/Unsummonでバウンスして出来事として唱え直すギミックも取り入れられている。また対戦相手のライブラリーを削ってヴァントレスのガーゴイル/Vantress Gargoyleを高速発進させる、神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteriesによる特殊勝利といったサイドプランも盛り込まれている。
夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Renderなどの墓地対策や、ドロー呪文を封じる覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsに弱いのはイゼット・フェニックスと変わらない。ローテーションを経てトーナメントシーンの墓地対策が若干甘くなったとはいえ、霊気の疾風/Aether Gustの採用率が高まっているのは弧光のフェニックスにとって逆風。マナベースもタイトかつ運要素が強めで安定して勝ち続けることは難しいが、それでもフル回転したときの爆発力は高く侮れない。
- 赤マナや黒マナを出す手段がほとんど(リストによっては全く)ないにもかかわらず、弧光のフェニックスと這い寄る恐怖がそれぞれ4枚積みされている。こうした思い切ったデッキ構成はドレッジらしい。
- デッキパーツのほとんどがラヴニカのギルドのカードで構成されており、同様のコンセプトのデッキは当時から考案されていた。弧光のフェニックスと噛み合わせの良いマーフォークの秘守りを獲得したことで完成度が向上している。
サンプルレシピ
Blue Dredge [1] | |||||||||||||||
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