ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
提供:MTG Wiki
生け贄に捧げられたパーマネントによりコストが減少する伝説のアバター・デーモン。伝説のクリーチャーにしかブロックされず、死亡しても対戦相手のアーティファクトやクリーチャーを道連れにする。
7マナ7/5の速攻と、リミテッドでは普通に唱えても悪くない性能。伝説のクリーチャーがアンコモンにも収録されているカード・セットなので確実性は微妙なラインだが、単独で返り討ちに出来るものは限られるし、適当に相討ちになるだけでも容易に1:2以上の交換が成立するのも優秀。
構築で使う場合は、コストの軽減を積極的に活用していきたい。特に宝物は生成しやすい上に、自身を生け贄にすることでマナを生み出すため、実質的に1つから2マナ分の支払いを行えて相性が良い。
関連カード
- ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
- ウドゥーンの焰、バルログ/The Balrog, Flame of Udûn
- モリアのバルログ/The Balrog of Moria
ストーリー
バルログ/The Balrogは中つ国/Middle-Earthの怪物。その名は「力強き悪鬼」の意。
炎と影が重なり合ったような姿を持ち、その身から翼や剣、鞭などを生成することができる。かつて冥王モルゴス/Morgothに仕えていたとされる。ドゥリンの禍はその一個体であり、霧ふり山脈/Misty Mountainsの地下に潜んでいたが、バーリン/Balinらドワーフ/Dwarfがミスリル/Mythrilを求めて坑道を深く掘ったことで目覚め、彼らを滅ぼした。
「旅の仲間」ではモリア/Moriaを抜けようとするフロド/Frodo一行をオークの軍勢と共に襲う。ガンダルフ/Gandalfとの激しい闘いの末、ガンダルフを道連れにカザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûmの奈落に消えた。