猛火の松明/Blazing Torch
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Blazing Torch / 猛火の松明 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは吸血鬼(Vampire)やゾンビ(Zombie)によってはブロックされない。
装備しているクリーチャーは「(T),猛火の松明を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。猛火の松明はそれに2点のダメージを与える。」を持つ。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
吸血鬼とゾンビを退ける松明。Aeolipileのように投げつけると火力にもなる。
クリーチャーへの装備とそれのタップを介さなくてはいけないが、どの色でも使える都合2マナの2点火力は便利である。回避能力も、ニッチではあるが、あればあったで役に立つこともあるだろう。再録されたイニストラードではコモン枠である上、両方ともメイン部族となっている点にも注目したい。
- ダメージの発生源は猛火の松明であるが、能力の発生源は装備しているクリーチャーである。プロテクションなどに注意。
- イニストラード/Innistradの吸血鬼/Vampireは火に弱いというフレイバーはないが[1]、アヴァシン/Avacynの聖印によって退けられる設定のため影響を受ける。
- 2023年3月、MTGアリーナで「装備品自体を生け贄に捧げる起動型能力」を起動すると、代わりにコントローラーの全パーマネントが生け贄に捧げられ、その数だけ能力が増強されるという深刻な不具合が発生した。同月24日、パーマネントが7つあれば21点ダメージになる忍者の苦無/Ninja's Kunaiと、やや威力に劣るが同様の行為が可能な猛火の松明を特に名指ししつつ、不具合を悪用しないようアナウンスが行われた。悪用によってランクを高めたりイベントに勝利したりした場合、アカウントの一時停止や資格の剥奪を行うと警告されている[2]。
- 元々が不具合なのでどのような処理が行われているか判然としないが、能力は1つのまま与えるダメージだけが増えているので組立分解/Defabricateなどで打ち消して防ぐことも可能である。とはいえ不正行為に正攻法で立ち向かう義理はないので、もし悪用者に遭遇した場合は粛々と通報すればいいだろう。
脚注
- ↑ Scary Stories, Part 1/恐るべき物語 その1(Making Magic 2011年9月19日 Mark Rosewater著)
- ↑ @MTG_Arena(MTGアリーナ公式Twitter 2023年3月24日)
参考
- カード個別評価:イニストラード - コモン
- カード個別評価:ゼンディカー - アンコモン
- カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター - コモン(「過去の影」)