最後の河童の甲羅/Shell of the Last Kappa
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Shell of the Last Kappa / 最後の河童の甲羅 (3)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(3),(T):あなたを対象とするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それを追放する。(その呪文は効果が無い。)
(3),(T),最後の河童の甲羅を生け贄に捧げる:あなたは、最後の河童の甲羅によって追放されたカードの中から呪文を1つ、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
打ち消しに近い起動型能力を持った伝説のアーティファクト。自分を対象とするインスタントかソーサリー呪文を直接追放でき、生け贄に捧げることでそのうちの1枚をマナ・コストを支払うことなく唱えることもできる。
繰り返し使えるカウンターであり、限定的な呪文乗っ取り/Spelljackのように使うこともできる。対戦相手に見えているため、実際には抑止力として期待することになるだろう。起動コストがやや重く、対象が限定的なのが難点。
- 日本語版では「ソーザリー呪文」と書かれた誤植がある(カード画像)。
- カード名から神河/Kamigawaでは河童は滅びてしまったと長らくプレイヤーに思われていた。実際、神河ブロックでは河童はクリーチャーとしてカード化されていない。しかし後の神河:輝ける世界および同統率者デッキでは機械壊しの河童/Kappa Tech-Wreckerと河童の砲手/Kappa Cannoneerが登場した。どうやら河童の絶滅は神河人の思い込みであったようだ[1]。
- メタ的な事情としては、神河ブロック当時は水棲生物をカード化しない方針があったからと思われる(マーフォーク参照)。
ルール
- 追放された呪文は解決されないため、何も効果を発揮しない。
- 1番目の起動型能力は打ち消すことなく直接追放するため、打ち消されない呪文にも対処できる。
- 2番目の起動型能力によって唱えられたインスタントやソーサリーは、解決後にはそのオーナーの墓地に置かれる。