無限ループ
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無限ループ (Infinite Loop)とは、ある種の行動を永久に繰り返すことが可能なことを示す俗称。
Sporemound / 胞子塚 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
上陸 ― あなたのコントロール下で土地が1つ戦場に出るたび、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
3/3Life and Limb / 生命と枝 (3)(緑)
エンチャント
エンチャント
すべての森(Forest)とすべての苗木(Saproling)は、それらの他のタイプに加えて1/1の緑の苗木クリーチャーであり、森の土地である。(それらは召喚酔いに影響される。)
このような事態を処理するために「無限ルール」(省略ルール)が存在する。選択肢のないループは、ルールにより引き分けとなる。
- 狭義には「無限ループ」とは選択肢のないループのみを指す。止める方法がない場合、あるいはループ外のオブジェクトの能力や(CR:721.5)ループ内の「[B]しないかぎり[A]する/[A] unless [B]」選択肢に(CR:721.6)止める方法があるが誰もそれを選ばない場合、そのゲームは引き分けとなる。
- この状況を意図的に発生させるデッキも存在する。大抵は途中でマナや手札が増えるようになっており、インスタントのX火力なりXドローなりを相手に撃って勝利する。
- 選択肢があるにもかかわらず、終了できないループは現行の総合ルールでは引き分けにできない。もっとも、後述の通りイベントではジャッジの裁量が大きいのでほとんど問題にはならない。
- これは、複数のプレイヤーが選択肢を有する場合に発生する可能性がある。つまり、プレイヤーAが選択1を、プレイヤーBが選択2を選択した場合にのみループが停止するような場合。(選択1または選択2を単独で選んでも停止しない。)
- 何を持って「ループ」とするのかという厳密な定義はいまだに存在しない。現在のルールは、その指針を与えているだけである。→未解決問題
- 例として、将棋における「無限ループの処理」にあたるルールとして「千日手」が存在するが、ルールの変遷の末、現在の千日手の定義は「まったく同じ局面が4回現れた場合」とされている。
- マジック・イベント規定ではループであるかどうかの判断にジャッジの裁量を大きく認めている。そのためイベント中では厳密な定義が無くとも問題なく処理できる場合が多い。
参考
- 無限
- 無限コンボ
- 用語集
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 722 イニシアチブ
- 722.1 イニシアチブはプレイヤー1人が持ちうる記号である。効果がプレイヤーにイニシアチブを得させるまで、ゲームにイニシアチブは存在しない。その時点でイニシアチブという記号を持つプレイヤーを、イニシアチブを持つと言う。
- 722.2 イニシアチブを持つことに付随する、内在する誘発型能力3つが存在する。これらの誘発型能力は発生源を持たず、その能力が誘発した時点でイニシアチブを持っていたプレイヤーがコントロールする。これはrule 113.8の例外である。これらの能力のテキストは「イニシアチブを持つプレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは地下街探索を行う。」「プレイヤー1人がコントロールしている1体以上のクリーチャーがイニシアチブを持つプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それらのクリーチャーのコントローラーはイニシアチブを得る。」「プレイヤー1人がイニシアチブを得るたび、そのプレイヤーは地下街探索を行う。」である。rule 701.46〔ダンジョン探索〕参照。
- 722.3 同時にイニシアチブを持ちうるのはプレイヤー1人だけである。プレイヤーがイニシアチブを得るに際して、その時点でイニシアチブを持つプレイヤーはそれを失う。
- 722.4 イニシアチブを持つプレイヤーがゲームを離れるなら、そのプレイヤーがゲームを離れると同時にアクティブ・プレイヤーがイニシアチブを得る。アクティブ・プレイヤーがゲームを離れるかアクティブ・プレイヤーがいないなら、ターン順で次のプレイヤーがイニシアチブを得る。
- 722.5 その時点でイニシアチブを持っているプレイヤーがイニシアチブを得るよう指示された場合、それによってrule 723.2の最後の誘発型能力が誘発するが、2つ目のイニシアチブ記号が生成されることはない。
- 722 イニシアチブ