時の裂け目/Rift

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2018年4月19日 (木) 19:50時点におけるMerrow No.04 (トーク | 投稿記録)による版
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時の裂け目/Riftとは、ドミナリア/Dominaria次元に起こった現象で、テフェリー/Teferiによって命名された。時のらせんブロックストーリーのみならず、以降の歴史や設定にも少なからぬ影響を与えた。

主に大災害かそれに近いクラスの影響を及ぼす出来事によって引き起こされ、まず「裂け目」からはその次元のマナが漏出し、最終的に次元の荒廃や時空の混乱をもたらす。 修復にはプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを捧げるなどの代償が必要である。また、異なる歴史をたどった平行世界へ通じる裂け目は”次元の裂け目(Planar Rift)”とも呼ばれる。

目次

裂け目の原因と修復

AR46世紀にドミナリアで観測された「裂け目」とその原因、修復の経緯は以下の通り。

マダラ帝国の裂け目

AR46世紀から約2万年前、ニコル・ボーラスリバイアサンプレインズウォーカーとの戦いによって発生し、ボーラスはこの地に鉤爪の門/Talon Gatesを建てた。この「裂け目」はウルグローサ/Ulgrotha次元から響く鐘の音によって深く切り裂かれ、神河/Kamigawa次元にまで影響を及ぼした。

ヤヴィマヤの裂け目

AR1世紀中頃、兄弟戦争を終わらせるべくウルザ/Urzaによって放たれたウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blastの副作用として発生。ヤヴィマヤの森たちが自身の力で修復を試みたが、成功することはなかった。

トレイリアの裂け目

AR33世紀末、ウルザによる時間遡行実験であるカーンの経時隔離/Karn's Temporal Sunderingが失敗し発生。トレイリア一帯の時空がゆがんでしまった。

  • この裂け目は度重なる時間実験などにより特に傷が深く、カーン/Karnバリンによる大呪文が放たれた時点に時間遡行を行い、”灯”を捧げこれを修復した。その後カーンは生存するも行方不明となる。

シヴの裂け目

AR43世紀初頭、ファイレクシアによるドミナリア侵攻と、それから故郷を守るため放たれたテフェリーの防御/Teferi's Protectionによる影響で発生。シヴの地は時空から隔絶されフェイズ・アウトした。

  • テフェリーが自身の”灯”を捧げることで修復。最初に修復された「裂け目」であり、シヴはフェイズ・インに成功した。

ザルファーの裂け目

シヴの裂け目と同じく、ファイレクシアによるドミナリア侵攻と、それから故郷を守るため放たれたテフェリーの防御/Teferi's Protectionによる影響で発生。ザルファーは周囲の土地ともども時空から隔絶されフェイズ・アウトした。

ケルドの裂け目

ファイレクシアのドミナリア侵攻による、ラースの被覆/Rathi Overlayが原因で発生。スカイシュラウド/Skyshroudがドミナリアに出現した。

アーボーグの裂け目

ファイレクシアのドミナリア侵攻による、ラースの被覆/Rathi Overlayが原因で発生。ラースの要塞/Strongholdがドミナリアに出現した。

  • アーボーグの守護者ウィンドグレイス卿/Lord Windgraceは盟友フレイアリーズの犠牲を乗り越え、自身も”灯”を捧げ「裂け目」を修復。しかし彼もまた友の後を追うこととなった。

オタリアの裂け目

およそAR45世紀、ドミナリアの魔法の化身となったカローナ/Karonaの死によって発生。最も広範囲に広がった「裂け目」となった。

  • ヴェンセール/Venserとラーダの協力を得たジェスカが、自らの”灯”とその命を捧げることで修復した。これにより全ての「裂け目」が閉じられ、大修復/The Mendingが始まった。

ドミナリア以外への影響

ドミナリアは多数の次元と繋がっているため、裂け目は他の次元にも影響を及ぼした。

登場

時のらせんブロックのストーリーやタイムシフトなどの各種カードキーワード能力などに大きく関わっている。

参考

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