スタック

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2008年3月4日 (火) 16:43時点におけるPlus (トーク | 投稿記録)による版
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スタック/Stack

領域の1つ。呪文能力は、一部の例外を除きここにいったん移動し、解決を待つ。

以前のルールに存在したリンボ連鎖の代わりに導入された。

呪文や起動型能力マナ能力を除く)は、プレイされた時点で、スタックの一番上に積まれる。 誘発型能力(マナ能力を除く)は、誘発して優先権が発生した時点で、スタックの一番上に積まれる。 戦闘ダメージ割り振りも、1つのオブジェクトであるかのように、スタックの一番上に積まれる。 すべてのプレイヤーが続けて優先権パスしたとき、スタックの一番上の呪文、能力、あるいは戦闘ダメージが解決され、そしてアクティブ・プレイヤーが再び優先権を得る。

  • スタックに置かれるオブジェクトは以下の4つ。
  1. 呪文
  2. マナ能力ではない起動型能力
  3. マナ能力ではない誘発型能力
  4. 戦闘ダメージの割り振り
  • スタックに存在するオブジェクトの情報は公開情報である。もちろん、その順番を変更してはならない。
    • スタック上のオブジェクトが裏向きならば、その表側の情報は非公開である。
  • 「スタックに乗せる or 乗せない」という選択肢は無いので注意すること。プレイ上で「スタックに乗せて…」という行動は、ルールに厳密に従うなら間違い。
    • 俗に、「対応して」を「スタックして」という言い方をすることがある。(stackには「積み重ねる」という動詞の用法もあるので、誤用ではない)。ただ、ルール用語としての「スタック」と紛らわしいのは確かなので、区別して用いよう。
  • 初心者にこの概念を説明するのは非常に重要であるが、反面理解されにくい。また「スタックってどこにあるの?」とか聞かれる場合もあるが、その時は「肩の上あたり」とか笑って答えてあげよう。
  • たまにスッタクとか間違われることがある。
    • 故意にそう言う人もいる。

参考

計算機科学・情報科学での『後入れ先出し』という処理順番の管理方法に使われている用語を語源としている。→テンプレート:日本語版ウィキペディア

もともとstackという英語は「一山の積み重ね」というニュアンスで、上記用法での「後入れ先出し」の意味は持っていない。 よってBlogなどでよく見る「用事がスタックしている」のような表現は「用事が山積みになっている」という意味で特に問題ない。 まあ情報科学用語としてこれを使うのなら、用事なら普通は『先入れ先出し』なので「スタックという表現はおかしい」「用事がキューに入っているというべき」というのも、間違いではないが、誤解をしないように。

参照

総合ルール

引用:総合ルール 20231117.0


引用:総合ルール 20231117.0

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