貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth
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史上初のデメリットのない単色4マナ4/4クリーチャー。ビーストを生け贄に捧げることでライフを得る能力を持つ。
ライフ回復能力のおかげで単純に除去されて無駄になるということがほぼなく、さらにデッキの中のビーストの有用性が増す。他にビーストがいないデッキでもしばしば採用されていた。
オンスロートが使用可能だった時期のスタンダードやオンスロート・ブロック構築において、白緑ビートダウン(ビーストデッキ)やステロイドなどの中堅クリーチャーとして奮迅の活躍をした。
上記のようなデッキのミラーマッチにて運ゲーのような驚異的な効果を上げるだけでなく、ライフ20点を削ろうとすることが信条のバーンデッキや、ドラコ爆発、ドネイトなどに対しても効果が高い。
エクステンデッドではThe Rockなどに採用され、速攻デッキの対策として活躍し続けている。全体除去の破滅的な行為/Pernicious Deedとも相性がよい。
- 生ける願い/Living Wishからのシルバーバレット要員としても優秀。
- クリーチャーなので起源/Genesisや定員過剰の墓地/Oversold Cemeteryで再利用されることもある。
- 以前はいわゆる当て逃げができる強みもあったが、基本セット2010での戦闘ダメージのルール変更により当て逃げができなくなったことで弱体化したといえる。
- 第10版を選ぼうに出場し、アーナム・ジン/Erhnam Djinn、トロールの苦行者/Troll Asceticとハイレベルな争いを展開したが敗北。再録の機会を逃した。
- Todd Lockwoodによる新イラストのプレミアム・カードが、2007年のジャッジ褒賞として配布された。