処刑人の薬包/Executioner's Capsule
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黒の薬包は、再生可能な闇への追放/Dark Banishing。あるいは、後のカードである破滅の刃/Doom Blade。
マナ・コストは1マナ、起動に2マナとそれぞれが軽い。とりあえずマナが余ったときに出しておいて必要になったら起動という使い方ができる。戦場に出してすぐ起動する場合も闇への追放と同じ計3マナなので、それほどの負担にもならない。
リミテッドでは使いやすい基本除去。
- 破滅の刃/Doom Bladeは、この起動コストと同じマナ・コストで同じ効果を持つインスタントであり、単純な除去性能を比較すると分が悪い。アーティファクトである利点を生かしたい。
- ほぞなので、例えば粗石の魔道士/Trinket Mageでサーチ出来る除去として使える。共存する環境ならばシルバーバレットとしての使い道もある。
- アーティファクトを墓地から回収するカードを併用すれば、繰り返し使える除去になる。例えばリミテッドなら聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyleと組み合わせるなど。エクステンデッドでは裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitorと組むのがお勧め。このカードの能力を起動するだけでグリッサの回収能力を誘発できる。
- 破滅の印章/Seal of Doomと比べると、実際に除去する際にもマナが必要になった一方で、早いうちからの展開が可能になっている。
関連カード
サイクル
アラーラの断片の薬包サイクル。起動コストに色マナと生け贄を含む有色アーティファクト。エスパーの3色にそれぞれ1つずつ存在する。
- 祓い士の薬包/Dispeller's Capsule
- 急使の薬包/Courier's Capsule
- 処刑人の薬包/Executioner's Capsule
このサイクルは解呪/Disenchantと霊感/Inspiration、恐怖/Terrorの呪文爆弾としてデザインされたカードである(→Bolas's Secret Minions参照)。
また「Capsule」を「薬包(薬や火薬を小分けにしたもの)」と和訳しているが掌編The Day a Vedalken ExplodedやCard of the Day - November, 2008では魔法を封じ込めた入れ物(カプセル)の意味で用いられていて、更に小説Alara Unbrokenでも特に薬に関連付けるような描写はない。