仕組まれた疫病/Engineered Plague
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対部族デッキ用エンチャント。選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーを永続的に弱体化させる。
小型の多いエルフデッキやゴブリンデッキにはエンドカードクラスの威力を誇る。2枚以上出された日には即投了もの。2007年9月などのオラクル更新で多くのクリーチャーのサブタイプが整理され、複数のクリーチャー・タイプを持つものも増えたため、普通のウィニーにも強烈に効きやすくなった。ゴブリンデッキに黒を足して逆に入れると効果的。
現在ほどにはクリーチャー・タイプが整理されていなかったスタンダード当時も、タフネス1のクリーチャーを1種類は封殺するという最低限の効果は期待できた。クリーチャー・タイプを1つも持たないクリーチャーは殆ど居ないため、最低でも特定の1種のクリーチャーに対するカードとして使う事は出来る。闇の腹心/Dark Confidantなど、1対1交換で封殺するだけでも十分元が取れる強力なシステムクリーチャーは少なくない。 ウルザ・ブロックであればクレリックが積まれた白シャドーウィニーなどに、第7版では日を浴びるルートワラ/Basking Rootwallaやマーフォークの物あさり/Merfolk Looterなどに効果を発揮した。
- トークンは1/1のものが多いため、トークンカードへの対策手段にもなる。第7版当時はリス対立のリスの巣/Squirrel Nestやトレンチのゴブリンの塹壕/Goblin Trenchesへの対策カードとなった。
- トライバル・ウォーズでは最初から禁止カードとなっている。部族デッキにとって致命的なので当然である。
- タフネス1を封殺すると言う点では、魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayalという選択肢もある。しかし、それより1マナ軽いのは大きく、また、2枚目を引いたらタフネス2をも封殺することも可能なので、無駄になりにくい。
- これが場に出ている状態でタフネス1のクリーチャーを場に出した場合でも、CIP能力はきちんとスタックに乗る。
- 古参のプレイヤーが意外に見落としやすいのが人間指定。特に白ウィニーなどは、よくよく見ると一番効くのが人間指定だったりすることも。