時間の孤立/Temporal Isolation
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Temporal Isolation / 時間の孤立 (1)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
瞬速
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーはシャドーを持つ。(それは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
エンチャントされているクリーチャーによって与えられるすべてのダメージを軽減する。
擬似的な単体除去のオーラ。軽減する効果だけを見ると、口輪/Muzzleの亜種だと言える。もちろん攻撃にもブロックにも参加できるのだが、シャドーによってブロックできるクリーチャーの範囲を狭くさせられるため、口輪よりも更に除去的になったと言える。
口輪同様に戦闘ダメージに限らず軽減するため、ティム能力や炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shamanなどの能力も封じられる。さらに瞬速が付いているので、コンバット・トリックとしては言うまでもなく、ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteなどのダメージを与えるcip能力すらも潰す事ができる。
リミテッドでは使いやすい除去であり、トップコモンにも数えられる。あまりシャドー持ちクリーチャーと同時に使いたくはないが、そうせざるを得ないことも十分にありえる。タフネスが高いクリーチャーにつけると思わぬ邪魔になってしまうことがあるので、その点は注意が必要。
構築でも、瞬速による融通の良さに合わせて、ドラゴンストームや太陽拳、昇竜拳のボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteや怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathといった超大型クリーチャーを押さえ込むなど、メタに合致したカードとして活躍している。 自分自身がシャドーを活用するはずのオルゾフ・アグロにさえ、ディスシナジーに目を瞑って採用されるほど。
- 時間の孤立がついた状態で攻撃し、ブロック・クリーチャーの指定が済んだ後に解呪/Disenchantなどで破壊すれば、シャドーを回避能力として利用できる。要はダメージの解決時に時間の孤立が外れていればいいので、エンチャント先のクリーチャーそのものを生け贄に捧げる事でも、ダメージを通す事ができる。積極的に狙うようなことではないものの、覚えておく価値のあるテクニックだ。
- よって、タイムシフトしてきたオーラトグ/Auratogはいい相方になる。
- 責めさいなむ者/Excruciatorにつけると、実質シャドーをつけるだけのエンチャントになる。回避能力が無いという責めさいなむ者の弱点をうまく克服できる。
- カード名は再考の余地あり。「temporal」をテンプレート通りに「時間の」と訳しているが、シャドーを付加する点からしても「現世の」系統の意味で使われているのだろう。「isolation」との繋がりも考慮すれば、全体として「現世からの孤立」「現世との分離」などと訳すのがカードの趣にもマッチしている。「時間の孤立」という訳でも解釈できないことはないので、誤訳と断定はできない。
関連カード
サイクル
- 時間の孤立/Temporal Isolation
- 知恵の蛇の眼/Ophidian Eye
- 虚弱/Feebleness
- ギトゥの火炎噴射/Ghitu Firebreathing
- 霊気の網/Aether Web