メンタルマジック
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メンタルマジック
ハウスルールの1つ。 高度なカードの知識や判断力、記憶力が試される玄人向けの遊び方である。
- タワーマジックと同様に適当に土地以外のカードをもってきて山をつくり(これをタワーという)、それを共有のライブラリーとしてゲームを行う。
- 手札からカードをプレイする際に、そのカードと全く同じマナ・コストを持ついずれかのカードとしてプレイする。ただし、一度でも誰かが使用したカードは使えない。
- すべてのカードは好きな色マナの出る土地として裏向きでプレイしてもよい。
というのが基本的なルール。 熟練者同士の間では、コストだけではなくインスタントやクリーチャーといったタイプも一致しなければならないという追加ルールも採用される事が多い。
かなりのルールが本来のマジックとは異なるため、ルールが曖昧になりやすく、いろいろなカードが禁止扱いになる。 ライブラリーや土地関係のものはタワーマジックと同様だが、他にもカードテキストと実際にプレイした効果が違うことから、場以外で効果を発揮するカード(特に複数回使用できるものや常在型能力をもつもの)や、直接領域を移動させるカードなども禁止される。もちろん、この場合の禁止とはそのカードとしてプレイすることができないという意味であり、タワーに組み込み、マナ・コストを参照するのみならば問題はない。
一度でも誰かが使用したカードは以後使用不能になるため、下位互換を含め似たような効果を持つカードをどれだけ覚えていられるかが鍵となる。また、ハンド・アドバンテージの重要性が非常に増すため、キャントリップや(ルールが許せば)サイクリングなどのカードも多く覚えていた方がよい。
- メンタルマジックが好きといわれるRichard Garfieldを元に、アンヒンジドではRichard Garfield, Ph.D.がつくられた。
- 妙にラヴニカ・ブロックと相性が悪い。
多色のカードが多くプレイしにくいことに加え、予見は手札で何度でも使用できるので禁止、変成はサーチなので禁止、発掘はライブラリーをリソースとし墓地で働くので禁止。ハンド・アドバンテージが重視されるので暴勇はほぼ使われず、色がばらけるので光輝も効果を発揮しにくい。