喪心/Cast Down
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破滅の刃/Doom Bladeなどの系譜となる黒の制限付き2マナ除去。伝説でないクリーチャーのみ対象にできる。英雄の死/Hero's Demiseとちょうど逆の効果。
こういったカードの常として、構築での採用率は環境次第。ドミナリアに伝説のクリーチャーが多いのは逆風だが、鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Championやベナリアの軍司令/Benalish Marshalなど、伝説ではない強力なクリーチャーに2マナインスタントで対処できるのは強力。
参入時のスタンダードでは、青黒コントロールや、その亜種のエスパー・コントロールの定番除去で、3枚程度採用されることが多い。ドミナリアの伝説のクリーチャーたちがあまり目立っておらず、事前に不安視されたほど除去できない相手が多くないのも追い風。ローテーション後はパルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parunや黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringerなどが環境に出てきているため信頼性はやや落ちているものの、引き続き主要な除去の一角としてゴルガリ・ミッドレンジを始めとする黒を含むデッキに採用され、ラヴニカの献身追加後も継続してスゥルタイ・ミッドレンジやエスパー・コントロール等に幅広く採用されている。基本セット2020期になっても、依然として伝説のクリーチャーが多用される環境ではなかったため、評価を損なわなかった。
モダンでも黒いデッキで1~2枚程度の採用が考えられる。黒の2マナ除去は選択肢が多いため、どれを採用するかはメタゲーム次第。
ダブルマスターズでコモンとして再録されたことで、パウパーでも使用可能となった。パウパー環境には有用な伝説のクリーチャーがほぼいないため、実質2マナの殺害/Murderとなり、非常に強力。黒単信心や青黒アンコウデルバーなど黒を含む様々なデッキで汎用的な除去として採用される。
- ドミナリア・シーズンのフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードとして、特殊な枠のプロモーション・カードが配布された[1]。
- 月刊コロコロコミックの兄弟誌「コロコロアニキ」2019年春号の付録となった。その際、一徳氏の手掛けた新規アートと新たなフレイバー・テキストが与えられている[2]。
- 神河:輝ける世界で日本語の読みが同じカードが登場した(→装身/Suit Up)。カード名を指定する際には誤解を招かないようにしたい。
[編集] 参考
- ↑ 『ドミナリア』の各種プロモ(News 2018年3月22日)
- ↑ 参考 コロコロオンライン(2019年3月8日)
- 『ドミナリア』発売!新環境攻略 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ (Daily MTG 2018.05.17)
- カード個別評価:ドミナリア - アンコモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い - アンコモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ - アンコモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - コモン
- カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート - アンコモン