神秘の聖域/Mystic Sanctuary

提供:MTG Wiki

2024年8月4日 (日) 10:28時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Mystic Sanctuary / 神秘の聖域
土地 — 島(Island)

((T):(青)を加える。)
あなたが他の島(Island)を3つ以上コントロールしていないかぎり、神秘の聖域はタップ状態で戦場に出る。
神秘の聖域がアンタップ状態で戦場に出たとき、あなたの墓地からインスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのライブラリーの一番上に置いてもよい。


エルドレインの王権コモン土地サイクルアンタップインできた場合にインスタントソーサリーを再利用できる。

直接的なアドバンテージではないものの、サイクルの中では影響力が大きく強力な能力である。青の濃いデッキは大抵コントロールなのでデメリットを多少は軽視しやすく、ゲームが長引くほどに誘発させやすいことと能力の性質が噛み合っているのも魅力的。

登場時のスタンダードでは環境に恵まれていない一方、基本土地タイプを持つためモダン以下のフォーマットではフェッチランドサーチ可能という大きな利点を手に入れている。剥奪/Deprive謎めいた命令/Cryptic Commandとの併用で延々とこれらを使い回したり、奇跡を確定させたりといったコンボにも恵まれており、様々なコントロールデッキでしばしば採用されている。

また、パウパーでも除去打ち消しの再利用のために採用されている場合がある。上記の剥奪や悲劇的教訓/Tragic Lessonとのコンボも可能で、フェアリーなどで採用されていた。幽霊のゆらめき/Ghostly Flickerとの相性も良く、Familiar Comboで採用されていた。

[編集] 禁止指定

2020年7月13日より、パウパー禁止カードに指定される。剥奪/Depriveなどと組み合わせてゲームを終わらせるループを可能にすることでメタゲームに圧力をかけていることが問題視された[1]

2021年2月15日より、モダンで禁止カードに指定される[2]。デッキ構築をほとんど制約せずに採用でき、長期戦において反復的で相互作用性のない局面を作り出していたため。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

エルドレインの王権の、基本土地タイプを持つ基本でない土地サイクル。自身と同じ基本土地タイプの土地を3つ以上コントロールしていないとタップインになるが、代わりにアンタップインすると誘発するETB能力を持つ。稀少度コモン

Throne of Eldraine Release Notes/『エルドレインの王権』リリースノート」では、エルドレイン/Eldraine僻境/The Wildsの風景を描いたサイクルであるとされているが、公式記事「Planeswalker's Guide to Eldraine/プレインズウォーカーのためのエルドレイン案内」ではのどかな農場のイラスト王国/The Realmの節で使われており、齟齬が生じている。

[編集] 脚注

  1. July 13, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年7月13日 禁止制限告知
  2. February 15, 2021 Banned and Restricted Announcement/2021年2月15日 禁止制限告知(News 2021年2月15日 Ian Duke著)

[編集] 参考

QR Code.gif