デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen
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伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) 邪術師(Warlock)
ダーク・ワンズ・オウン・ラック ― あなたが1個以上のサイコロを振るたび、ターン終了時まで、デヴィルに選ばれし者、ファリダは飛行と威迫を得る。それらのうち1つ以上の出目が10以上であったなら、カード1枚を引く。
3/3ダーク・ワンズ・オウン・ラックによってサイコロを振るたびに飛行と威迫を得る伝説のティーフリング・邪術師。出目が10以上ならカードも引く。
フォーゴトン・レルム探訪のリミテッド環境で青赤に与えられたテーマ、サイコロを後押しする伝説のクリーチャー。2つの回避能力でブロッカーをすり抜けて殴れる上に、サイコロを振る効果におよそ半分の確率でドローのオマケが付いてくる。溜め込むオーガ/Hoarding Ogreや混沌の媒介者/Chaos Channelerなど攻撃するたびにサイコロを振れるクリーチャーと最も相性が良いが、ジンの風予見者/Djinni Windseerや群がるゴブリン/Swarming GoblinsなどのETB能力ついでに殴るだけでも充分。
- デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Thingsのようにサイコロの自然な出目に修整を加える効果の場合、その修整を加えた後の出目が10以上ならカードを引くことができる。
- ダーク・ワンズ・オウン・ラック/Dark One's Own Luckとはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版において、フィーンド(デーモンやデビルの総称)と契約したウォーロックが得る能力の一つで、サイコロの目に干渉することができる。ホビージャパンの日本語訳では「暗黒の恩寵」と訳されている。
関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪の、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seeker(白青、ダンジョン)
- ウンドゥル族のバローウィン/Barrowin of Clan Undurr(白黒、ダンジョン)
- バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate(青黒、サボタージュ能力)
- デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen(青赤、ダイス)
- 隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter(黒赤、宝物)
- 死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper(黒緑、クリーチャーの死亡)
- 悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnoll(赤緑、集団戦術)
- ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer(赤白、装備品)
- 月の踊り手、トレラッサーラ/Trelasarra, Moon Dancer(緑白、ライフ回復)
- グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow(緑青、ランプ)
ストーリー
ファリダ/Faridehはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター(イラスト)。ティーフリングのウォーロック。
ファリダは大切な人々を(そして旅で訪れる様々な都市を)九層地獄や悪人たちから守るためにその力を振るう。メーヘンというドラゴンボーンの男性に育てられた彼女には一卵性の双子であるハヴィラーがいる。そちらはグレイヴを武器とし、ファリダより少々気まぐれである。
ハヴィラーが偶然にも地獄の第六階層マーレボルジェからローカン/Lorcanという名のカンビオン(デヴィルと定命の存在との間に生まれた子供)を召喚したことで、ファリダは力を得ることになった。ローカンはかつてアスモデウス/Asmodeusと契約した十三人のティーフリングの一人、硫黄の天使ブライセス・カキストスの子孫を探していたのだ。ファリダこそがその子孫であり、彼女は同時に自らの人生をよりよく制御し、妹を守る方法を心から欲していた。ローカンは非常に魅力的で巧みであったため、彼女はたやすくローカンの誘いに乗った。
参考
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Daily MTG 2021年7月16日 James Wyatt著)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - アンコモン