死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) エルフ(Elf) 邪術師(Warlock)
魅力的な囁き ― 死の囁き、シェスラが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックする。
墓所の囁き ― あなたの終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
魅力的な囁きによってETBでクリーチャー1体にブロック強制を付与し、自分のターンにクリーチャーが死亡していた場合、墓所の囁きによって2ライフと引き換えにドローできる伝説の人間・エルフ・邪術師。
フォーゴトン・レルム探訪のリミテッド環境で黒緑に与えられたテーマ、クリーチャーの死亡を後押しする伝説のクリーチャー。魅力的な囁きによって相手のクリーチャーを引きずり出して誘発条件を満たしやすくしてくれる。ドロー能力は強力なものの、1ドローごとに2点のライフは地味にキツイので吸血鬼の落とし子/Vampire Spawnや群喰らいのヒル・ジャイアント/Hill Giant Herdgorgerなどの補填手段を用意したい。テーマの性質上、黒赤の宝物や緑白のライフ回復と比べて除去と併用するだけで充分でデッキ構成に余裕がある一方、マナレシオはかなり低くETB能力も他のクリーチャーに依存するなどゲーム中の噛み合いに左右される。
構築ではマナ域に対してP/Tが低く、除去目的としてももっと確実性の高いものが存在。死亡条件のドローはイニストラード:真夜中の狩りにて1マナ軽く、P/Tも同じで、誘発が死亡直後の病的な日和見主義者/Morbid Opportunistが登場している。単純な上位・下位の関係にある訳ではないが、汎用性においては少々見劣り気味か。
- 誘発型能力は、戦闘後メイン・フェイズが終了するまでにクリーチャーが死亡している必要がある。終了ステップ中にクリーチャーが死亡しても、能力が遡って誘発することはない。
[編集] MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Shessra, Death's Whisper / 死の囁き、シェスラ (1)(黒)(緑)伝説のクリーチャー — 人間(Human) エルフ(Elf) 邪術師(Warlock)
魅力的な囁き ― 死の囁き、シェスラが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックする。
墓所の囁き ― あなたの終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
2022年4月7日、MTGアリーナにおいて、アルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。
構築のエルフデッキやサクリファイスの新たな選択肢となるよう、マナ・コストが(1)軽くなりタフネスも1増加した。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
フォーゴトン・レルム探訪の、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seeker(白青、ダンジョン)
- ウンドゥル族のバローウィン/Barrowin of Clan Undurr(白黒、ダンジョン)
- バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate(青黒、サボタージュ能力)
- デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen(青赤、ダイス)
- 隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter(黒赤、宝物)
- 死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper(黒緑、クリーチャーの死亡)
- 悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnoll(赤緑、集団戦術)
- ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer(赤白、装備品)
- 月の踊り手、トレラッサーラ/Trelasarra, Moon Dancer(緑白、ライフ回復)
- グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow(緑青、ランプ)
[編集] ストーリー
シェスラ/Shessra(イラスト1、イラスト2)はハーフエルフのウォーロック。
彼女は太古の帝国ネザリルの秘密を手に入れることに執心している。ネザリルは強大なウィザードたちが統治した国であり、崩壊によって広大なアノーラック砂漠を出現させた。魔法で他者の心を自分の思い通りにねじ曲げる時も、死者の秘密を引き出す時も、彼女はその名にたがわぬ囁き声のみで話す。
- 原作や関連書籍には登場していない。マジックオリジナルの冒険者をイメージしたキャラクターと思われる。
[編集] 脚注
- ↑ Alchemy Rebalancing for April 7, 2022/2022年4月7日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年3月30日)
[編集] 参考
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Daily MTG 2021年7月16日 James Wyatt著)
- ハーフエルフ/Half-Elf(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - アンコモン