風読みのスフィンクス/Windreader Sphinx
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Windreader Sphinx / 風読みのスフィンクス (5)(青)(青)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
飛行を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
飛行クリーチャーで攻撃するたびにカードを引かせてくれるスフィンクス。
能力を有効に使うためには、クリーチャーの数を並べたいところ。しかしビートダウン寄りのデッキで使うには、これ自身が重すぎる。かと言ってコントロール系のデッキでフィニッシャーとして使うには、高タフネス以外の除去耐性も無く7マナにしてはパワーも高くないため、フィニッシャーの条件を満たしているとは言い難い。癖が強く、少々扱いづらい1枚。
リミテッドにおいては7マナというのは伸ばして届かなくもないマナ域で、さらに青を使っていれば自然と飛行クリーチャーでまとまったデッキになりがち。さらにタフネス7のこれを除去する手段は限られているので、膠着した戦線を突破するのにもダメ押しにもなるだろう。
- この能力は他のプレイヤーがコントロールしている飛行クリーチャーが攻撃しても誘発する。対戦相手も飛行クリーチャーを多用している場合や、多人数戦においては非常によい働きをする。
- 基本セット2019で開発部がスタンダードやモダン向けの調整を終えた後、Ethan Fleischerはセット内のモティ・カウント(レアと神話レアの枠にリミテッドにおける爆弾カードが1/3入っているかという開発部用語)の調整に入った。特に青に少ないことがわかったので、青の象徴的クリーチャーであるスフィンクスであり、かつ再録であるカードが求められた。難題のスフィンクス/Conundrum Sphinx、窮地の主/Master of Predicamentsなどプレイヤーに一定の技量を求めるスフィンクスが候補から外される中、風読みのスフィンクスは対戦相手のクリーチャーでも誘発する程度で難しくなく、緩くデッキ構築の方向を決めるデザインが適任とされた[1]。
参考
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2018年7月3日)