野生のナカティル/Wild Nacatl
提供:MTG Wiki
Wild Nacatl / 野生のナカティル (緑)
クリーチャー — 猫(Cat) 戦士(Warrior)
クリーチャー — 猫(Cat) 戦士(Warrior)
野生のナカティルは、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
野生のナカティルは、あなたが平地(Plains)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
緑らしく非常に強力な1マナクリーチャー。山か平地があれば2/2、その両方があるなら3/3と、最大値は密林の猿人/Kird Apeを超えるコスト・パフォーマンスを誇り、幅広いフォーマットで活躍した。
スタンダードやアラーラの断片ブロック構築では、主に中速のナヤで採用され、序盤の戦力としてだけでなくイーオスのレインジャー/Ranger of Eosで手札に加えることで息切れを防ぐためにも使われた。
更にエターナルやエクステンデッドでも活躍している。それらの環境では、フェッチランドでデュアルランドまたはショックランドを戦場に出すことで2ターン目に山と平地を揃えることができる。スポイラー発表当初からZooのようにデッキカラーがぴったり合うデッキが存在したため大きな話題になり、実際に主力の1つとして欠かせないクリーチャーとなっている。しかもそれだけでなく、簡単に最大サイズまで育つため、クロック・パーミッション系の打撃役としても使われている。
緑であることから、赤や白ほどプロテクションを持つクリーチャーによる妨害を受けずに殴り続けられる点も高評価。
リミテッドでも2/2までなら比較的簡単に達成できるので、十分に強力。
- その似た性質から、先述の密林の猿人とよく比較される。最終サイズが優秀であるため、総合評価はこちらのほうが高いが、第1ターンは通常どうしてもタフネス2の状態で出ざるを得ないので、2点火力などへの除去耐性が低いことに注意。
- 聖なる鋳造所/Sacred Foundryから野生の朗詠者/Wild Cantorや金属モックス/Chrome Moxを絡めれば第1ターンに3/3で出せるが、わずかな間除去耐性が高まるだけなので、それほどの意味は見出せない。
- 基本土地タイプにパワーとタフネスが依存する上位種としてマトカの暴動者/Matca Riotersがある。
2012年1月1日より、モダンで禁止カード。アグロデッキ=このカードを採用したZoo、と言う状態になっていたため、アグロデッキに多様性を作るのが目的。
- Magic Onlineでは、2011年12月21日から禁止なので、発表から禁止までわずか1日しかない。