踏み荒らし/Overrun
提供:MTG Wiki
テンペストが初出である、緑のエンドカードの代表格と言えるソーサリー。自軍のクリーチャーすべてを巨大化/Giant Growthした上にトランプルも与える。スタンピード/Stampedeをよりパワフルにしたカードとも言えるだろう。
リミテッドでは極めて強力なカードであり、自軍クリーチャーの頭数がある程度は必要なものの、大抵撃ったターンにゲームが終わる。構築でも緑を主軸にしたビートダウンやトークンデッキにエンドカードとして採用されることが多い。一気に巨大化したクリーチャー軍が名前の通りに戦場を踏み荒らし、膠着状態もたやすく打開してくれるだろう。
- テンペスト発売前、これが最初にスポイラーリストに出てきた当時はアンコモンとは思えない強力さから嘘情報扱いされていた。
- 基本セット2011では、よく似た効果を持つレアの圧倒する暴走/Overwhelming Stampedeと入れ替わる形で基本セット落ち。次の基本セット2012では入れ替わる形で再びこちらが収録されたが、続く基本セット2013では捕食者の暴力/Predatory Rampageと入れ替わった。
- クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosaや野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerというそのエキスパンションの顔と言えるカードがこれを内蔵しており、そういう点においては非常に恵まれたカードである。
- ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed・孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth・背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(但しエルフ限定)など、踏み荒らしの亜種を内蔵したカードも多く作られている。
参考
- カード個別評価:オデッセイ - アンコモン
- カード個別評価:テンペスト - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2012 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン