センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu

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Sengir Nosferatu / センギアの吸血魔 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

飛行
(1)(黒),センギアの吸血魔を追放する:飛行を持つ黒の1/2のコウモリ(Bat)・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「(1)(黒),このクリーチャーを生け贄に捧げる:追放されている《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu》という名前のカード1枚をオーナーのコントロール下で戦場に戻す。」を持つ。

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時のらせんセンギアの吸血鬼/Sengir Vampireマナ・コストサイズ飛行能力は同じだが、吸血能力の代わりに、吸血鬼の定番能力の1つ「コウモリへの変身」能力を持っている。

ただ変身するだけでは意味なくスペックダウンしてしまうだけだが、この能力は自分専用ちらつき/Flickerとして使え、マナさえあればオーラを外したり、呪文立ち消えさせたり、戦闘を回避したりできる。全体除去には無力であるが、かなり除去しづらいクリーチャーである。

構築では黒コントロールなどで用いられることもあったが、同じく時のらせんに収録された突然の死/Sudden Deathの影響からか多用はされなかった。

  • コウモリ・トークンは1/2と少々珍しいサイズだが、これはSengir Batsをイメージしているのだろう。同じ吸血鬼で、コウモリを使役する骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireのトークンは1/1であるため、同時に使うときは間違いのないように注意したい。
  • コウモリ・トークンの能力で「本来の姿」に戻る際、「追放されている『センギアの吸血魔』という名前のカード」としか書かれていないため、戻すカードは前と同じセンギアの吸血魔でなくてもよいし、自分がオーナーのものではなくてもよい。ただし、そのオーナーのコントロール下で戻ることには注意。
  • コウモリ・トークンの能力で「本来の姿」に戻る際、(永遠からの引き抜き/Pull from Eternityなどによって)「追放されている『センギアの吸血魔』という名前のカード」がない場合は当然何も起こらない。
  • 「nosferatu」とは、「『吸血鬼』『不死者』を意味するルーマニア語」と説明されることが多いが、実際のところ真偽の程は定かでない。語源についてはギリシア語説(「疫病を運ぶ者」)、ラテン語説(「息をしていない者」)、あるいは古ルーマニア語説(「悪魔」)など種々の説があるが、どれも決定的なものではない。
  • 2009年、スクウェア・エニックスのATCG(アーケードトレーディングカードゲーム)「ロードオブヴァーミリオンII」に使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は吸血の呪い(ヴァンピリズム)
    • しかし、同時にゲスト参戦した他のMTGカードはいずれも「プレインズウォーカーか、第10版に収録されている各色のクリーチャー」である。このことから、ユーザーの間では「選出したスタッフが『センギアの吸血鬼』と間違えたのではないか?」ともささやかれている。

参考

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