ネズミ
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ネズミ/Ratは、クリーチャー・タイプの1つ。現実世界でもよく見かけるネズミのこと。特に黒に多く、たいてい小型クリーチャー。
クリーチャー — ネズミ(Rat)
群れネズミのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするネズミ(Rat)の数に等しい。
(2)(黒),カードを1枚捨てる:群れネズミのコピーであるトークンを1体生成する。
伝説のクリーチャー — ネズミ(Rat) 忍者(Ninja)
忍術(3)(黒)(黒)((3)(黒)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
鬼の下僕、墨目がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
(1)(黒):鬼の下僕、墨目を再生する。
現実にも存在する動物であるため比較的イメージが確立しており、どこにでもチョロチョロと現れる神出鬼没っぷりを表現したカード(沼ネズミ/Bog Ratsなど)、「ネズミ算」の語源にもなった繁殖力に注目したカード(疫病ネズミ/Plague Ratsや群れネズミ/Pack Ratなど)、伝染病を媒介する害獣であることに注目したカード(墓所のネズミ/Crypt Ratsやチフス鼠/Typhoid Ratsなど)と言った、かなり「それらしい」カードに恵まれている。
幅広い次元/Planeで生息が確認できるが、特に都市次元であるラヴニカ/Ravnicaでは(現実同様に)都市社会に寄生する形で繁殖しているらしく、比較的多くのカードが登場している。また神河/Kamigawaでは二本足で歩行し高い知能を持つ「鼠人(Ratfolk)」という種族が登場、黒の中心種族として大幅に強化され、部族デッキも成立した。
ロードとして、骨齧り/Marrow-Gnawerとオーガの貧王/Ogre Slumlordがいる。また、昆虫・蜘蛛・リスと兼用で、部族土地の群がりの庭/Swarmyardも存在する。また、それら以外にもネズミを集めるほど強くなるカードは黎明期から存在し、しばしばファンデッキが組まれる。
- 伝説のネズミは(反転するものも含めて)4体(ラヴニカへの回帰まで)。
- ネズミ・トークンを出せるカードは実験用ネズミ/Lab Rats、骨齧り/Marrow-Gnawer、害獣の疫病/Plague of Vermin、オーガの貧王/Ogre Slumlordがある。また、群れネズミ/Pack Ratは自身のコピーであるトークンを出す。
- 手札破壊も得意分野のひとつで、特に貪欲なるネズミ/Ravenous Ratsが有名。しかしどちらかと言えば、貪欲なるネズミが有名になったからそのリメイク的カードがしばしば作られている、というほうが正しいのかもしれない。