レベル

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レベル/Rebelは、クリーチャー・タイプの1つ。マスクス・ブロックで初登場し、オンスロートと時のらせんブロックにも収録されている。その多くが白であるが、黒や緑にも少数存在する。

レベルとは「反乱者」の意。字面だけ読むと「秩序」の色である白であることに違和感があるが、メルカディアン・マスクスの「悪政に立ち向かうレイモス教団の戦士たち」という背景ストーリーを踏まえたものである。時のらせんブロックでの再登場時には白のものだけでなく、反逆のイメージ通りの黒のカードも散見される。

最大の特徴は、反乱の輪が広がる様子を再現した「リクルート」と呼ばれる能力で、自分より点数で見たマナ・コストの高いレベルをライブラリーから直接戦場に出すことができる。打ち消されることなく展開できるのでパーミッションに対し有利であり、またインスタント・タイミングで起動できることからパーミッション側が用いるのにも適している。これを利用したリベリオンやカウンターレベルなどのデッキも登場し、一世を風靡した。

オンスロートで突然鞭縄使い/Whipcorderが新登場し、少々話題となった。スタンダード環境ではリクルート能力を持つカードと共存していなかったものの、エクステンデッドなどの広い環境では併用が可能。

• マスクス・ブロックでは傭兵と対になっている。そちらもリクルート能力を持っているが、性質が若干異なる。
  • 比較すると、コストはかかるがリクルートできる範囲が広いレベルのほうが活躍した。またレベルの場合、自分と同じカードをリクルートできるので、このことを利用したコンボもあった。
• 未来予知ではレベルのクリーチャー・タイプを持つ部族・エンチャントである静寂の捕縛/Bound in Silenceが登場。これもリクルートによって戦場に出せる。
• 伝説のレベルはラヴニカへの回帰現在、革命家チョー＝マノ/Cho-Manno, Revolutionaryと果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroの2体が存在する。

• RPGなどで言う「レベル(Level)」とは意味も綴りも発音も違うので注意。
• 反逆者の密告人/Rebel Informerを見ればわかるように、カード名での定訳は「反逆者」である。クリーチャー・タイプでは訳さずにカタカナ表記にしたのは、イメージ優先の苦肉の策であろう。さすがに主人公たちに協力してくれる善玉勢力が「反逆者」では聞こえが悪い。

参考

• サブタイプ「レベル(Rebel)」で検索
• 「レベル(Rebel)」でテキスト検索
• 傭兵
• リクルート/リクルーター
• クリーチャー・タイプ解説