時のらせん/Time Spiral
提供:MTG Wiki
ソーサリー
時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。
Timetwisterの亜種。ウルザ・ブロックのフリースペルの中でも最強の1枚と言われる。
Timetwisterと比較すると、連続使用ができないように解決後は墓地に置かれずに追放されるようになり、フリースペルであるがマナ・コストは2倍の6マナと非常に重くなっている。
しかしウルザズ・サーガの同期にはトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyがあるため6マナでも楽に支払うことができた上に、フリースペルによって後続の呪文を唱えることが容易となり、類稀なパワーカードであることが露呈した。そもそも手札が増える恩恵を最大限発揮できるのは次のターンから、というのがTimetwisterの最大の欠点であったことを考えると、その弱点を克服しているこのカードは十分調整の余地があったといえるだろう。
トレイリアのアカデミーが禁止になった後も、ドリーム・ホール/Dream Hallsによるマナ・コスト無視(→ドリームホールモマ)や、エクステンデッドでのHigh Tideによるマナ倍加(→ハイタイド)などで猛威を振るい続けた。一時期リミテッドを除くすべての環境で禁止となるが、エターナルでの解禁後は再びハイタイドで使われている。
- 2007年7月のオラクル更新で、一時期、最後に自身を追放するようになっていたが、2009年7月11日のオラクル更新で、最初に追放するように戻された。
- 時のらせんブロックのエキスパンション、時のらせんの名前の由来である。しかし直接の関係はない。
- MoMaでの暴れっぷりもあってか、元祖であるTimetwisterよりも強力と考えるプレイヤーも多い(→Card of the Day 2004/01/19(邦訳)参照)。とはいえ、実際の使いやすさはやはりマナ・コストが半分の元祖に軍配があがるか。
1999年4月1日から、Type1(現ヴィンテージ)で制限カード、スタンダード、ウルザ・ブロック構築、Type1.5で禁止カードに指定される。同年7月1日より、エクステンデッドでも禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも禁止。その後、ヴィンテージでは2008年9月20日より制限が解除された。2011年1月1日からレガシーでも解禁。