苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction
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2020年2月15日 (土) 11:16時点における版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの黒と緑への信心が7未満であるかぎり、苦悶の神、ファリカはクリーチャーではない。
(黒)(緑):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。それのオーナーは、接死を持つ黒であり緑である1/1の蛇(Snake)クリーチャー・エンチャント・トークンを1体生成する。
黒緑の神。墓地のクリーチャー・カードを追放することで、接死を持つクリーチャー・エンチャント・トークンを生み出せる。
クリーチャーを多用するデッキにとって、戦闘や除去などで失った戦力を簡単に補充できる能力は魅力的。起動コストは色拘束こそきついものの、2マナとテンポを損ないにくく、トークンの性能も優秀なのでボード・アドバンテージを稼ぎやすい。
墓地のカードを消費することになるため、ゴルガリドレッジやリアニメイト戦略を主とするデッキなど、一般的な墓地利用デッキではやや扱いにくい。墓地の「質」を重視しないアグロ系デッキでの息切れ防止策や、クリーチャーを織り交ぜたコントロールデッキのブロッカー生成役兼フィニッシャーとして扱うのが無難だろうか。また、トークンはエンチャントのカード・タイプを持つので星座と強いシナジーを持つ。通常では難しいインスタント・タイミングでの星座能力の誘発が行えるほか、十分なマナと墓地のクリーチャーがあれば複数回の誘発も狙える。
スタンダードでは緑黒星座やシディシ・ウィップのサイドボードに採用されている。
- クリーチャー・カード限定の墓地対策としても機能するが、対戦相手にトークンを与えてしまうことには注意。緊急時のみに留めたい。
- 墓地のクリーチャー・カードをリソースとしてトークンを生産するエンチャントとして、過去には屍からの発生/Necrogenesisが存在した。そちらは相手にトークンを与えることがない。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
関連カード
サイクル
ニクスへの旅の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する対抗色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage
- 嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms
- 苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction
- 勝利の神、イロアス/Iroas, God of Victory
- 彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
神々の軍勢の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する友好色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis
- 欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception
- 殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter
- 歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
- 収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests
ストーリー
ファリカ/Pharikaはテーロス/Therosの神の一柱。毒と薬の神。
詳細はファリカ/Pharikaを参照。