群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence

提供：MTG Wiki

2019年5月9日 (木) 23:20時点における版

アンコモンの混成プレインズウォーカーとなったヴラスカ。接死持ちクリーチャーを強化する誘発型能力と、接死を持つ暗殺者・クリーチャー・トークンを生成する忠誠度能力を持つ。

誘発型能力

自分の接死持ちクリーチャーがプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを与えるたび+1/+1カウンターで強化する。

接死持ちはパワーが低くアタッカーとしては力不足なものが多いが、この能力によって補うことができる。

-2能力

接死及びプレインズウォーカーに対する接死に近しい能力を持つ暗殺者・トークンを生成する。

枚数上のカードアドバンテージを計算しやすいトークンを素で最大2体出す事ができ、そのトークン自体がヴラスカを守る盾としても機能する。ヴラスカの誘発型能力のおかげで攻撃をスルーし続けると打点が上がっていくので無視されづらく、1：1交換以上の成果を得やすい。

総じてカード1枚で処理しきるのが困難な優秀な性能を持つカードである。忠誠度能力でクリーチャー・トークンを生成するものが多い灯争大戦のアンコモンPWの中でも出色で、堅実にアドバンテージを稼いでくれるためリミテッドでは色が合うならぜひ採用すべきカード。構築でも1/1トークンへの圧力が低くPWが目立つ環境であるならば一考の余地がある。

関連カード

• 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen
• 秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker
• ゴルゴンの陰謀家、ヴラスカ/Vraska, Scheming Gorgon
• ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen
• 威厳あるゴルゴン、ヴラスカ/Vraska, Regal Gorgon
• 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence
• 裏切りの棘、ヴラスカ/Vraska, Betrayal's Sting
• 静める者、ヴラスカ/Vraska, the Silencer

サイクル

灯争大戦の混成プレインズウォーカーサイクル。常在型能力か誘発型能力と、マイナスの忠誠度能力を1つずつ持つ。いずれもアンコモン。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。

• 支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control（白青）
• 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead（白黒）
• 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render（青黒）
• 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer（青赤）
• 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos（黒赤）
• 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence（黒緑）
• 暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher（赤緑）
• 石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone（赤白）
• 太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart（緑白）
• ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner（緑青）

ストーリー

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに従うことでゴルガリ団のギルドマスターに成ったヴラスカ。しかし彼女は自身の保身と来るべき時のために ジェイス・ベレレン/Jace Belerenに彼との繋がりやボーラスの野望そして対抗策に関する記憶を預けていた。そしてボーラスの侵略が来たとき、全ての記憶を受け取ったヴラスカ。 ボーラスに反旗を下したヴラスカは、愛する故郷と仲間を救うことができるのか？ 詳細はヴラスカ/Vraskaを参照。

参考

• ゴルガリ団/The Golgari Swarm（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：灯争大戦 - アンコモン