運命のきずな/Nexus of Fate

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[[2019年]]2月14日より、[[Magic: The Gathering Arena]]におけるアリーナ・スタンダード(1本先取ルール)において[[禁止カード]]に指定された<ref name="0031740">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/mtg-arena-banned-and-restricted-announcement-2019-02-14 February 14, 2019 MTG Arena Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031740/ 2019年2月14日 「MTGアリーナ」禁止制限告知]</ref>。2本先取ルールでは通常通り使用可能である。
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[[2019年]]2月14日より、'''[[Magic: The Gathering Arena]]におけるアリーナ・スタンダード'''(1本先取ルール)において[[禁止カード]]に指定された<ref name="0031740">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/mtg-arena-banned-and-restricted-announcement-2019-02-14 February 14, 2019 MTG Arena Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031740/ 2019年2月14日 「MTGアリーナ」禁止制限告知]</ref>。2本先取ルールや、[[紙|現実世界]]のスタンダードでは通常通り使用可能である。
  
 
運命のきずなを[[キーカード]]とする[[ターボネクサス]]は[[トーナメント]]で実績を残してはいたものの、使用率は決して高くは無く、[[ローテーション]]を経てもスタンダード環境を支配しているわけでもなかった。[[サニー・サイド・アップ]]や[[アイアンワークス]]のように繰り返し[[ループ]]処理を行う性質もあったが、[[紙]]のカードではその手順を省略することができ、意図的な[[遅延行為]]を行おうとすれば[[ジャッジ]]に介入してもらうことで十分に対処が可能であった。しかし機械処理に頼ったデジタルゲーム上ではそうもいかず、意味のあるループとただの遅延行為を判別することも当時の技術では困難であり、「通常のプレイを妨げるもの」として1本先取ルールのみで禁止措置が取られるに至った。
 
運命のきずなを[[キーカード]]とする[[ターボネクサス]]は[[トーナメント]]で実績を残してはいたものの、使用率は決して高くは無く、[[ローテーション]]を経てもスタンダード環境を支配しているわけでもなかった。[[サニー・サイド・アップ]]や[[アイアンワークス]]のように繰り返し[[ループ]]処理を行う性質もあったが、[[紙]]のカードではその手順を省略することができ、意図的な[[遅延行為]]を行おうとすれば[[ジャッジ]]に介入してもらうことで十分に対処が可能であった。しかし機械処理に頼ったデジタルゲーム上ではそうもいかず、意味のあるループとただの遅延行為を判別することも当時の技術では困難であり、「通常のプレイを妨げるもの」として1本先取ルールのみで禁止措置が取られるに至った。

2019年2月15日 (金) 09:14時点における版


Nexus of Fate / 運命のきずな (5)(青)(青)
インスタント

このターンに続いて追加の1ターンを行う。
運命のきずながいずれかの領域から墓地に置かれるなら、代わりに運命のきずなを公開し、オーナーのライブラリーに加えて切り直す。


基本セット2019BOX特典カードである、追加ターン獲得インスタント墓地に置かれる際にライブラリー戻る常在型能力も持つ。

過去のカードで言えば明日の標/Beacon of Tomorrowsに似ている。マナ・コスト軽さインスタントである点で優れており、単純な使い勝手で言えばそちらの強化版である。置換効果であるため墓地からの再利用などには使えないものの、カウンター手札破壊ライブラリー破壊など、基本的な妨害をものともせず確実にライブラリーに戻ってくれるため、「使いまわせる追加ターン呪文」としての価値は非常に高い。各種ルーターとも好相性。大げさに言えば、これ1枚でエターナルブルーを体現しているようなものである。

追加ターン系呪文にとっては(隙を作りづらいという長所こそあるものの)インスタントであるメリットは薄いと思われたが、ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaとの組み合わせで土地5枚から唱えられるのは大きな利点。荒野の再生/Wilderness Reclamationの登場後は土地4枚から唱えることも可能になった。

スタンダードではこのカードを4枚採用したデッキターボネクサスが登場。マジック25周年記念プロツアーでは強豪プレイヤーも持ち込み話題となった。

禁止指定

2019年2月14日より、Magic: The Gathering Arenaにおけるアリーナ・スタンダード(1本先取ルール)において禁止カードに指定された[3]。2本先取ルールや、現実世界のスタンダードでは通常通り使用可能である。

運命のきずなをキーカードとするターボネクサストーナメントで実績を残してはいたものの、使用率は決して高くは無く、ローテーションを経てもスタンダード環境を支配しているわけでもなかった。サニー・サイド・アップアイアンワークスのように繰り返しループ処理を行う性質もあったが、のカードではその手順を省略することができ、意図的な遅延行為を行おうとすればジャッジに介入してもらうことで十分に対処が可能であった。しかし機械処理に頼ったデジタルゲーム上ではそうもいかず、意味のあるループとただの遅延行為を判別することも当時の技術では困難であり、「通常のプレイを妨げるもの」として1本先取ルールのみで禁止措置が取られるに至った。

  • すでにコレクションに運命のきずなを加えているプレイヤーに対しては同レアリティのワイルドカード配布、また45パック一括購入特典カードは全知/Omniscienceに差し替えられた。
  • アリーナ・スタンダード独自の禁止措置は初。ただし「アリーナ初の禁止カード」ではなく、暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidonなどは実装当初から禁止カードである。
  • 記事の中で直接明言されていないが、MTGアリーナ上で運命のきずなを巡ってこのような事件があった。あるプレイヤーがTwitch上でMTGアリーナを遊ぶ様子を配信しており、その際にターボネクサスとの対戦になった。あと一歩でプレイヤーが勝利するところで対戦相手が運命のきずなによる意味のないループを開始し、延々と許可ボタンのクリックを強いながらプレイヤーが飽きて投了するのを待つという悪質なプレイが行われた。その長時間の攻防の様子が注目され多数の視聴者が集まり、ついにはMTGアリーナのディレクターChris Clay氏まで視聴に加わる。メンテナンス開始時間まで続くと思われたループは、最終的にChris Clay氏がループを引き起こしていたプレイヤーをBANするという異例の措置で終幕した。

ルール

ストーリー

このカードは、タルキール/Tarkirにて精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragonへとたどり着いたサルカン・ヴォル/Sarkhan Volが、ウギンのきずな/Ugin's Nexusに現れた時の扉をくぐり1280年前のタルキールへと旅立つシーンを描いたものである(イラスト)。

サルカンは墓へと迷い込み、時をさかのぼった。

出典

  1. Update: Nexus of Fate
  2. Pro Tour 25th Anniversary Round 12: Sajgalik, Huang, Yam vs. Wilson, Rizzi, Shenhar(Youtube マジック英語公式チャンネル)
  3. February 14, 2019 MTG Arena Banned and Restricted Announcement/2019年2月14日 「MTGアリーナ」禁止制限告知

参考

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