狂喜
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==定義== | ==定義== | ||
− | '''狂喜''' N/''Bloodthirst'' Nは、「この[[ターン]]、いずれかの[[対戦相手]]に[[ダメージ]]が与えられている場合、この[[パーマネント]]は+1/+1カウンターをN個置かれた状態で戦場に出る。」を意味する。 | + | '''狂喜'''N/''Bloodthirst'' Nは、「この[[ターン]]、いずれかの[[対戦相手]]に[[ダメージ]]が与えられている場合、この[[パーマネント]]は+1/+1カウンターをN個置かれた状態で戦場に出る。」を意味する。 |
また、「'''狂喜 [[X|X]]'''」は狂喜の特殊な形である([[石化した樹の血族/Petrified Wood-Kin]])。'''狂喜 X'''/''bloodthirst X''は、「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターをX個置いた状態で戦場に出る。Xはこのターンに対戦相手に与えられたダメージの総数に等しい。」を意味する。 | また、「'''狂喜 [[X|X]]'''」は狂喜の特殊な形である([[石化した樹の血族/Petrified Wood-Kin]])。'''狂喜 X'''/''bloodthirst X''は、「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターをX個置いた状態で戦場に出る。Xはこのターンに対戦相手に与えられたダメージの総数に等しい。」を意味する。 | ||
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==解説== | ==解説== | ||
===ルール=== | ===ルール=== | ||
− | *ダメージの[[発生源]] | + | *ダメージの[[発生源]]は問わない。狂喜Nの場合は、ダメージの量も問わない。対戦相手にダメージが与えられているか否かだけを判定する。 |
*これを持つパーマネントが戦場に出たあとは、この能力は何も機能しない。その後対戦相手にダメージが与えられたとしても、+1/+1カウンターが追加されるわけではない。 | *これを持つパーマネントが戦場に出たあとは、この能力は何も機能しない。その後対戦相手にダメージが与えられたとしても、+1/+1カウンターが追加されるわけではない。 | ||
*この能力を複数持っていた場合、それぞれの能力が個別に機能する。 | *この能力を複数持っていた場合、それぞれの能力が個別に機能する。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
*もともとBloodthirstはBlood-thirst、「血に飢えた」という意味である。「狂喜」とはグルールの能力であることを踏まえた意訳だろう。 | *もともとBloodthirstはBlood-thirst、「血に飢えた」という意味である。「狂喜」とはグルールの能力であることを踏まえた意訳だろう。 | ||
− | *[[基本セット2012]] | + | *[[基本セット2012]]で再登場した際には、血に飢えた[[吸血鬼]]を有する[[黒]]の能力としても設定され、[[ギルドパクト]]には存在しなかった黒の狂喜持ちも登場した。なお、基本セット2012の狂喜持ちはすべて新規カードである。 |
− | ** | + | **日本語版では以前に「狂喜」と訳したために、血を渇望する[[吸血鬼|吸血鬼 (ストーリー)]]としてのフレイバーが損なわれてしまっている。 |
==参考== | ==参考== |
2013年9月8日 (日) 00:09時点における版
狂喜/Bloodthirst | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ギルドパクト 未来予知 基本セット2012 |
CR | CR:702.54 |
狂喜(きょうき)/Bloodthirstは、ラヴニカ・ブロックでグルール・ギルド(赤と緑)に割り当てられたキーワード能力。未来予知や基本セット2012で再登場した。それを持つクリーチャーが戦場に出る際に+1/+1カウンターを与える常在型能力(置換効果)である。
Bloodscale Prowler / 血鱗のうろつく者 (2)(赤)
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 戦士(Warrior)
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 戦士(Warrior)
狂喜1(このターン、対戦相手1人にダメージが与えられている場合、このクリーチャーはその上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。)
3/1定義
狂喜N/Bloodthirst Nは、「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このパーマネントは+1/+1カウンターをN個置かれた状態で戦場に出る。」を意味する。
また、「狂喜 X」は狂喜の特殊な形である(石化した樹の血族/Petrified Wood-Kin)。狂喜 X/bloodthirst Xは、「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターをX個置いた状態で戦場に出る。Xはこのターンに対戦相手に与えられたダメージの総数に等しい。」を意味する。
解説
ルール
- ダメージの発生源は問わない。狂喜Nの場合は、ダメージの量も問わない。対戦相手にダメージが与えられているか否かだけを判定する。
- これを持つパーマネントが戦場に出たあとは、この能力は何も機能しない。その後対戦相手にダメージが与えられたとしても、+1/+1カウンターが追加されるわけではない。
- この能力を複数持っていた場合、それぞれの能力が個別に機能する。
その他
- もともとBloodthirstはBlood-thirst、「血に飢えた」という意味である。「狂喜」とはグルールの能力であることを踏まえた意訳だろう。
- 基本セット2012で再登場した際には、血に飢えた吸血鬼を有する黒の能力としても設定され、ギルドパクトには存在しなかった黒の狂喜持ちも登場した。なお、基本セット2012の狂喜持ちはすべて新規カードである。
- 日本語版では以前に「狂喜」と訳したために、血を渇望する吸血鬼 (ストーリー)としてのフレイバーが損なわれてしまっている。