アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
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2013年3月31日 (日) 23:13時点における版
緑の1マナのマナ・クリーチャー。ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesが緑マナを生むのに対し、これは白マナを生み出す。
やはり2ターン目からのマナ加速は強力。アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckや小村の隊長/Hamlet Captainなどの人間の部族サポートを受けられるならば、立派な戦闘要員にもなり得る。
これが出ている時点で緑マナは確保しているわけで、緑白を含みエルフの部族デッキでない多色デッキでは概ねラノワールのエルフより優先順位が高い。極楽鳥/Birds of Paradiseとは一長一短だが、少なくとも5枚目以降の極楽鳥として充分活躍が可能。
ラヴニカへの回帰ブロック・イニストラード・ブロック期のスタンダードでは、ラノワールのエルフも極楽鳥も使えないため、東屋のエルフ/Arbor Elfとの比較になるだろう。
スタンダードでは緑白トークンでよく採用された。また5色デッキ、Fritesのマナ基盤も務めている。
エクステンデッド以下の環境には全体的な性能で上回る貴族の教主/Noble Hierarchがいる。他のクリーチャーと共に攻撃するケースではこちらの方が上なので、差別化するとしたらそこになるか。
- 過去には黒マナを生む深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadowがいた。向こうはデメリット持ちなのにこちらはそうではない点について、下記のコラムでは黒のスーサイド性を挙げている。あるいは単に友好色と対抗色の違い、時代の違いという要素もあるかもしれない。
参考
- The Difference That Makes the Difference(DairyMTG.com、Top Decks 、文:Mike Flores)
- アヴァシン/Avacyn(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:イニストラード - コモン